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マンションの大規模修繕工事の周期はどれくらい?12年周期の根拠とは

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マンションの大規模修繕工事の周期はどれくらい?12年周期の根拠とは

マンションの大規模修繕工事の周期はどれくらい?12年周期の根拠とは

2024/05/17

マンションは、長期的に所有したり住み続けたりすることを前提に設計・施工されています。

安全・安心な暮らしのためにも、定期的な修繕工事は欠かせないものだと言えるでしょう。

一般的に12年周期で大規模な修繕工事が行われますが、この周期にはどのような根拠があるのかご存じでしょうか。

この記事では、マンションの大規模修繕が12年周期で行われる理由と、近年増えている15年・18年周期についても詳しく解説します。

マンションにお住まいの方だけでなく、これから収益物件としてマンションの取得を検討されている方も押さえておきたい内容ですので、最後までぜひご確認ください。

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マンションの大規模修繕サイクルについて

マンションの大規模修繕サイクルは、住民の安全と建物の耐久性を確保するために非常に重要です。

通常12年ごとに実施されますが、そのサイクルにはいくつかの理由があります。

まず、建物の老朽化や劣化が進行するにつれて、構造や設備の不具合が発生しやすくなることが挙げられます。

これにより、住民の生活に支障が生じる可能性が高まるため、定期的な修繕が必要となるのです。

また継続的なメンテナンスにより、将来の大規模な修繕を回避することもできます。

もう一つの理由は、技術や建築基準の進歩です。12年ごとの修繕サイクルを採用することで、新しい技術や安全基準に迅速に適応し、住民の生活環境を最新かつ安全なものに保つことができるでしょう。

大規模修繕の目安となる12年の根拠とは

大規模修繕は12年ごとに実施するのが望ましいと言われています。

なぜ12年周期なのでしょうか?

12年と言われている理由を解説していきます。

長期修繕計画作成ガイドラインに基づくサイクル

大規模修繕サイクルの12年周期は、建築物の管理において極めて重要な位置を占めています。

このサイクルは、国土交通省が慎重に策定した「長期修繕計画作成ガイドライン」に基づいており、その根拠としてガイドラインが提供する基準が挙げられます。

このガイドラインは、建物の構造や設備が持つ特定の寿命を綿密に考慮し、効果的なスケジュールを策定する際の指針となっています。

建物の健全性を保つために計画的かつ適切な修繕が必要であり、それを確実に実現するためにはあらかじめ設定されたサイクルが不可欠です。

このサイクルに基づく修繕計画は、予算の適正な配分と作業の最適なタイミングを確保し、住民の負担を最小限に抑えることが期待できるでしょう。

具体的には、ガイドラインに基づく修繕サイクルが建物の構造的な健全性を維持し、設備の寿命を最大限に引き延ばす役割を果たします。

これにより、将来的な修繕の予測も可能となり、住民は計画的かつ経済的に修繕に備えることができます。

大規模修繕のサイクルは、安全で快適な住環境を実現するための不可欠な要素として、建築物管理において信頼される根拠となっています。

特定建築物定期調査の全面打診調査の義務化

12年サイクルの特定建築物定期調査の全面打診調査は、建物の安全性と耐久性を確保するための不可欠な調査です。

この定期的な調査は、建物全体の状態を徹底的に把握し、必要な修繕の範囲を正確に判断できるという点で重要なものです。

その役割は、事故や損傷を未然に防ぎ、住民の安全を確保することにあります。この全面打診調査によって、潜在的な問題や劣化している箇所を早期に発見し、修復することが可能となるでしょう。

事前の予測と計画に基づいた修繕は建物の寿命を延ばし、大規模な修繕が必要になるリスクも低減します。

また安全性の向上だけでなく、住民が安心して生活できる環境を提供するためにも欠かせないと言えるでしょう。

さらに全面打診調査は、建物の構造や材料の劣化だけでなく、設備の機能性やエネルギー効率なども評価対象として含んでいます。

建物の総合的な健全性を保ち、最新の安全基準や規制に適合させるための手段としても機能するため、単なる修繕の手段である以上に、住環境全体の向上と住民の生活品質の向上に寄与していると言えます。

材料の劣化に合わせたサイクル

大規模修繕の12年サイクルは、建物の健全性を維持するために欠かせない要素であり、特に建材の劣化に着目して設定されています。

建物の外壁や屋根などの建材は時間の経過とともに劣化が進行し、放置すると大規模な修繕を行う必要性が高まってしまいます。

サイクルに基づく定期的な修繕は劣化の進行を抑制し、住民の安全を確保するために不可欠です。

建材の劣化は気象条件や環境の影響を受けやすく、放置されれば建物全体の安定性や機能性にも大きく影響を及ぼす可能性があります。

定期的な修繕サイクルによって、劣化した建材を早期に交換・修復することが可能となることで、将来的な問題の予防に寄与します。

また建材の適切な管理は、エネルギー効率や耐久性の向上にも寄与します。劣化した建材の影響を最小限に抑えることで建物全体の保温性や耐久性が向上し、修繕にかかる負担も軽減されることも期待できます。

このように総合的なアプローチを行うことで、住民と建物の双方に安定感をもたらすでしょう。

特定建築物定期検査のタイミングに調整

特定建築物定期検査は、建物の健全性を確保するために特に重要であり、詳細な検査は建物の特定の部位や構造に焦点を当てて行われます。

この検査が12年サイクルで実施されるのは、建物の構造や材料の劣化が進行する一方で、これによる問題を未然に防ぐために適切なタイミングで行う必要があるからです。

12年ごとのサイクルは、検査の調整を含む綿密な計画に基づいています。これにより、構造的な問題や劣化が早期に発見され、適切な修繕の実施が可能となります。

早期発見によって修繕が必要な箇所が的確に特定されることで、住民は安全かつ快適な生活環境を維持できるでしょう。

特定建築物定期検査は、建物の長寿命化と安全性の向上に寄与するだけでなく、緊急の修繕や予期せぬ問題の発生を最小限に抑える役割も果たします。

サイクルに基づく検査は計画的かつ戦略的に行われ、これが建物の持続可能性を確保する要素として不可欠です。

建築物の定期的なチェックにより住民は安心して居住でき、安全で信頼性や評価も高いものとなるでしょう。

大規模修繕を15年・18年周期で行うマンションの増加

近年、大規模修繕を15年や18年のサイクルで行うマンションが増加しています。

従来の12年サイクルからの変更は、建材の進化や技術の発展、長寿命な設備の普及により、より長いサイクルが適切とされるようになった結果です。

これにより、住民にとっても修繕負担の軽減や予算の効率的な配分が可能になり、マンションの管理がより合理的に進むことが期待されています。

また、根拠とされるガイドラインの見直しも行われており、新たな基準として15年周期が提案されていることも一因です。

ただし、これまで通り、12年周期やそれより短い周期での修繕工事を行っても問題ありません。あくまでも年数は目安であり、実際には建物の状態を検査・確認したうえで実施することが求められます。

大規模修繕の実施時期はマンションの状態で決まる

大規模修繕の実施時期は、主にマンションの状態に基づいて決定されます。

これは、建物の築年数だけでなく、使用されている建材や設備の寿命、地域の気候条件なども考慮されます。

特に、建物の構造や外部環境に変動がある場合は、柔軟性を持たせつつ最適な時期を見極めることが重要です。

これにより、修繕作業がより効果的かつ持続可能なものとなります。

対象部位による大規模修繕周期の目安

例えば、外壁や屋根などの耐候性が特に重要な部位は、10〜12年サイクルが適しているかもしれません。

一方で、内部の設備や配管などは、18年サイクルが適している場合があります。

これにより、各部位が最適なタイミングで修繕され、全体としてのマンションの耐久性と価値が維持されます。

建物全体を見渡してバランスの取れたサイクルを設定することが、効果的な管理と住民の生活品質向上につながります。以下は、各部位ごとの目安です。

鉄部の塗装 4~6年
屋根や屋上、給排水ポンプ 7~10年
全面(大規模修繕工事に準じる部分) 10~15年
火災感知器や機械式駐車場 15~20年

 

 

マンションの大規模修繕周期を延長するメリット・デメリット

そのため「周期を延長してコストを抑えたい」という方も多いのではないでしょうか。では具体的に、大規模修繕の周期を延長することにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット

修繕サイクルを長くすることで、修繕にかかる費用を分散させることができ、住民にとって経済的な負担を軽減することが期待できる

長いサイクルでは、最新の建材や技術が導入されるタイミングが増え、建物の耐久性やエネルギー効率の向上が実現し、将来の修繕回数を減少させる可能性がある

継続的に小規模や中規模の修繕を行うことで、大規模な工事が発生する頻度が減り、住民の生活における不便さを軽減できます。

デメリット

サイクルを延長することで建物の老朽化が進み、後の修繕がより複雑かつ費用がかかる可能性がある

一度導入した技術が途中で陳腐化する可能性があり、最新の安全基準導入やエネルギー効率の向上が図れない場合もある

マンションの大規模修繕周期を延長するためのコツ

マンションの大規模修繕周期を延長するコツを紹介していきます。

15年や18年周期で大規模修繕を実施したい方は参考にしてください。

耐久性の高い資材を使用する

大規模修繕サイクルを延長するためには、耐久性の高い建材を積極的に導入することが重要です。

これにより、建物の寿命が延び、長いサイクルを適切に維持できます。

小規模・中規模の修繕を行う

長いサイクルを採用する場合でも、小規模な修繕を継続的に行うことが重要です。

これにより、大規模な工事が必要なくなり、住民の生活に与える影響を最小限に抑えることができます。

長いサイクルに対応する施工業者を選ぶ

修繕作業を行う施工業者の選定も重要です。長いサイクルに対応できる経験豊富な業者を選ぶことで、計画的かつ効果的な修繕が実現できます。

最適な大規模修繕時期を見極める建物診断がおすすめ

最適な大規模修繕時期を見極めるためには、定期的な建物診断がおすすめです。

建物の状態や設備の寿命を把握し、適切なサイクルを見極めることで、経済的かつ効果的な修繕計画を策定できます。

診断結果をもとに、住民と協力して持続可能で快適な住環境を実現することが重要です。

まとめ

マンションにおける大規模修繕では、建物の実状や資材の耐用年数などをチェックしたうえで、最適な周期を見極めることが大切です。

  • 以下のような点に注意しながら、施工会社と相談しスムーズな修繕工事となるよう計画を立てましょう。
  • マンションの大規模修繕には、建物の老朽化や劣化に伴う構造・設備の不具合防止や、住民の安全を確保する目的がある
  • 国土交通省が定めるガイドラインに沿って12年周期で行われる場合が多い
  • 構造や使用されている資材の劣化を調査し、メンテナンスの計画を立てることが重要
  • 工法や建材の進化により15年や18年周期で行うケースも増えている
  • 大規模修繕の周期を延長するメリットには、修繕費用の分散や住民生活の不便さが軽減される点などが挙げられる
  • 大規模修繕の周期を延長するデメリットは、老朽化が思った以上に進んだり予定していた工法や技術が実状にマッチしなくなったりする場合がある
  • 周期を延長するには、耐久性の高い建材の利用や小規模・中規模の修繕を行うことなどが有効
  • 大規模修繕時期を見極めるには、実績豊富な施工会社による建物診断がおすすめ

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