近年はベランダに敷くためのすのこやジョイントマットなどが、ホームセンターでも気軽に販売されており、目にしたことがある方も多いのではないでしょか。
素足ででても汚れにくかったり、イメージチェンジできたり、何より気軽に設置できるのが大きな魅力です。
しかし、これらの敷物をベランダに敷くことで発生するのはメリットだけではありません。
ここでは、ベランダにすのこなどの敷物を敷くデメリットをまとめて掲載しています。
検討中の方は、購入前にぜひご一読ください。
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目次
ベランダに敷物を置くデメリットとは?
ベランダに敷物を敷くと、材質によってはウッドデッキのように素足でベランダに出られたり、おしゃれな印象にりとても魅力的です。
しかし、下記のようなデメリットがあることは理解しておきましょう。
- ゴミが溜まる
- 排水溝が詰まる
- 床が乾きにくく、コケ・藻・カビが繁殖する
- コストがかかる
- 床に敷物の跡がつく
- ゴキブリなどの虫の住処になる
具体的に一つ一つのデメリットを確認していきましょう。
ゴミが溜まる
すのこやジョイントマットなどは、雨水を流すために隙間が空いています。
そのためその隙間からホコリやゴミなどが入り込んでしまいます。
落ち葉や髪の毛など、細かなゴミがたくさん溜まってしまいますが、掃除がしにくいのもデメリットと言えるでしょう。
排水溝が詰まる
溜まったゴミが雨水に流されることで、排水溝が詰まってしまうことがあります。
当然ながら、排水溝にゴミが詰まれば排水がうまくされません。
水が床面に長く留まることになり、防水層の劣化を早めてしまいます。
床が乾きにくく、コケ・藻・カビが繁殖する
すのこやジョイントマットの表面は速く乾くものが多く、快適に利用できますが、裏面や床部分は湿気がこもりやすく乾きにくい状態となります。
そういった場所にはコケ・藻・カビなどが繁殖してしまう可能性が高くなります。
湿った環境を好む虫などが住み着いてしまうことも少なくないようです。
コストがかかる
ベランダに敷くすのこやジョイントマットは近年はホームセンターをはじめ、百均などでも販売されるほどメジャーな商品となっています。
種類は豊富で安いものから高いものまで幅広く販売されています。
どちらにしても一定のコストはかかると考えておきましょう。
床に敷物の跡がつく
敷く時にはなかなか思いつきませんが、撤去した際に脚や土台の跡が残ってしまうことがあります。
特に賃貸物件の場合には、退去時に修理代や清掃代を請求される可能性があるので注意しましょう。
ゴキブリなどの虫の住処になる
湿気がこもりやすいマット類の裏側は、ゴキブリをはじめとした虫たちのが発生する可能性があります。
薄暗く湿った環境は虫たちの絶好の住処となってしまいます。
虫が住みつくのを防ぐためには、定期的な掃除は欠かせません。
マット類を剥がしての掃除は重労働となりますので、掃除が苦手な方はマットを敷くのを再検討した方がいいかもしれません。
またベランダに鉢植えなどの草花を置くのもやめた方がいいでしょう。
植物も虫を寄せ付ける原因の一つです。
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お客様満足度98% ★★★★☆
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ベランダに敷物をおくメリットは?紫外線対策になる?
デメリットを紹介しましたが、もちろんメリットもあります。
まず一番に思い浮かぶのは、見た目のおしゃれさではないでしょうか。
手軽に印象を変えることができ、種類も豊富なのでお気に入りのデザインを見つけることができるでしょう。
また歩行時の滑り止めや転倒防止の効果も期待できます。
もう一つ忘れてはいけないのが、紫外線対策という点です。
ベランダの床面は防水工事が施されていますが、紫外線によるダメージで少しずつその効果は下がってしまいます。
マットをベランダに敷くことにより直射日光が遮られ、紫外線によるダメージを軽減できます。
結果として、床面の防水効果を長持ちさせることにつながります。
ベランダ防水を長持ちさせる方法
ベランダ防水の耐用年数は10〜15年程度とされています。
防水性能が失われたベランダからは、水が染み込み建物の内部を腐食させてしまう可能性があります。
そのため定期的な防水工事は欠かすことができません。
非常に重要な役割を持つベランダ防水ですが、長持ちさせるためのポイントがあります。
今回はベランダに敷物を敷いているベランダに焦点をあてて、ポイントを紹介します。
定期的に敷物を外して掃除を行う
敷物の表面ではなく、ベランダの床面を清掃する必要があります。
物によっては敷物自体が重く、外して掃除するのは大変な場合もありますが、ベランダ防水を長持ちさせるためには定期的に敷物を外して掃除をしましょう。
敷物を外すと想像以上にホコリやゴミが溜まっているはずです。
排水溝の掃除
床面に水が溜まると防水層の劣化スピードを進めてしまいます。
常にスムーズに排水される状況を維持するためには、定期的な排水溝の掃除が必要です。
特に敷物を引いている場合には、敷物の下に溜まったゴミや埃が雨などで排水溝に流れることで詰まりやすい状況となっています。
トップコートの塗り替え
トップコートの耐用年数は5年程度のため、5年を目処にトップコートを塗り替えるのが理想とされています。
紫外線や摩擦により防水層を保護しているトップコートが少しずつ劣化します。
防水層が劣化してしまうと高額な工事費用となりますので、防水層を保護するためにも早め早めのメンテナンスが大切です。
まとめ
ベランダに敷物を敷いた場合のメリット・デメリットをまとめると、
- メリットは
- 手軽におしゃれにイメージチェンジできる
- 滑り止めや点灯防止効果
- 紫外線対策になる
- デメリットは
- ゴミが溜まる
- 排水溝が詰まる
- 床が乾きにくく、コケ・藻・カビが繁殖する
- コストがかかる
- 床に敷物の跡がつく
- ゴキブリなどの虫の住処になる
- ベランダ防水を長持ちさせるためには、定期的に敷物を外して掃除したり、排水溝の掃除をしたりすることが大切
- 5年を目処にトップコートを塗り替えることで、ベランダ防水を長持ちさせることができる
となります。
ベランダにすのこやジョイントマットなどを敷くと、とてもおしゃれな印象になります。
何より女性やDIY初心者にも気軽に設置でき、ベランダ防水の紫外線対策にもなるのが大きな魅力です。
こちらで紹介したデメリットを理解した上で、素敵なベランダを完成させてください。
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