屋根リフォームの種類・費用相場を解説!葺き替えとカバー工法どちらがいい?

屋根リフォームを検討する際には、塗装・葺き替え工事・カバー工法などの言葉を耳にすることがあるのではないでしょうか。

一言に屋根リフォームといってもいくつかの種類があります。

ここでは、屋根リフォームの工事の種類や費用相場、必要な工事の選択方法などを詳しく解説しています。

防水工事なら新東亜工業

新東亜工業が選ばれる理由

  • 仲介業者を介さない工事で余分な外注費をカットできる
  • 確かな品質と施工スピードが強み
  • お客様満足度脅威の98%
  • 個人宅以外にマンションなどの大規模修繕にも対応

\\中間マージン0だから他社より安い//

屋根リフォーム工事の種類と費用相場

屋根リフォームは大きく分けると

  • 屋根塗装
  • 屋根重ね葺き工事(カバー工法)
  • 屋根葺き替え工事

の3つがあります。

それぞれの工事内容やメリット・デメリット、費用などについてみていきましょう。

屋根塗装

屋根塗装は検討する方が多い屋根リフォームの一つです。

瓦屋根以外の屋根材を使用している場合には、防水性を確保し屋根材を保護するために、定期的な塗装工事が必要不可欠です。

10〜15年程度を目安に再塗装を検討する方が多いようです。

使用する塗料の種類にもよりますが、費用目安は下記のようになります。

ご自宅の面積と照らし合わせて参考にご覧ください。

建物の面積(屋根面積)工事費用総額の相場
20坪(36~50㎡)30~40万円
25坪(62~87㎡)50~70万円
30坪(74~104㎡)60~80万円
35坪(87~122㎡)75~105万円
40坪(100~140㎡)85~120万円
45坪(118~165㎡)95~135万円
50坪(124~174㎡)100~155万円

屋根塗装のメリット

屋根塗装にはさまざまなメリットがあります。

まず挙げられるのが、美観の向上です。

色褪せや汚れが改善し、美しい状態に回復します。

また長い期間、風雨や紫外線にさらされている屋根は、想像以上に劣化が激しい場所です。

塗装することにより屋根材を保護し、防水性を維持する必要があります。

また近年は遮音・遮熱・防汚などさまざまな性能を併せ持つ塗料も多数販売されており、選択する塗料によってはより快適な住環境に近づけることも可能です。

屋根塗装のデメリット

屋根塗装では、屋根材の劣化を補修することはできません。

また塗膜は短い期間で劣化してしまうため、短期間で再メンテナンスを行う必要があります。

屋根塗装の内訳

屋根塗装にかかる費用は下記のような内訳となっています。

項目単価相場
塗料1,200〜5,500円/㎡
養生100〜400円/㎡
高圧洗浄150〜300円/㎡
ケレン作業400〜600円/㎡
縁切り※必要な場合360〜800円/㎡
仮設足場600~900円/㎡
管理費・諸経費工事費の約3~10%

見積書にこれらの項目がない場合には、後から請求が来てしまう可能性もありますので、事前に業者に確認するようにしましょう。

屋根塗装に使う塗料の費用相場

屋根塗装に使用される塗料は、主に下記の4種類です。

費用は耐久年数に比例して高くなる傾向がありますが、耐久年数が長ければ次のメンテナンスまでの期間が長くなります。

耐久年数の長い塗料を選択した方が、長期的なメンテナンスコストは抑えられます。

塗料耐久年数費用(1缶当たり)
ウレタン塗料約3~5年5,000~15,000円
シリコン塗料約5~7年15,000~40,000円
フッ素塗料約7~10年40,000~80,000円
無機塗料約10~15年50,000~120,000円

屋根重ね葺き工事(カバー工法)

葺き替え工事のカバー工法は、既存の屋根を残したまま新しい屋根を被せる工法です。

新しい屋根は主に軽い金属製の屋根が選択されます。

屋根カバー工法のメリット

葺き替え工事でカバー工法を選択する1番のメリットは、費用を抑えられることです。

既存の屋根に被せる形となるので、既存屋根の撤去費用や処分費用がかかりません。

また撤去や下地調整の工程が不要となり、工期が短くなります。

屋根は既存の屋根と新しい屋根の二重の構造となりますので、防音や断熱、結露防止の効果も期待できます。

屋根カバー工法のデメリット

屋根の下地部分の劣化状態などは確認できないため、工事後どのくらい安全に使用できるかは不透明です。

雨漏りがひどい場合には下地や内部の劣化が進んでいることも考えられるのでカバー工法ではなく、葺き替え工事がおすすめです。

既存屋根の上に新しい屋根を重ねるので、屋根の重量が重くなり耐震性が落ちるデメリットもあります。

屋根カバー工法の内訳

屋根の大きさや傾斜、使用する屋根材などによって変わってきますが、最終的な費用は60~250万円程度となることが多いようです。

項目単価相場
新しい屋根材(スレート・ガルバリウム銅板など)5,000〜11,000円/㎡
部材(ケラバ・軒・雪止め金具取り付け・棟板金など)3,000~11,000円/㎡
下地材(野地板など)1,500~2,500円/㎡
ルーフィングシート500~1,500円/㎡
仮設足場600~1,500円/㎡
管理費・諸経費全体の5~10%

屋根葺き替え工事

屋根の葺き替え工事は、既存の屋根を撤去し、下地やルーフィングシートなどを含めて全てを新しくする工事です。

屋根葺き替え工事のメリット

雨漏りなどのトラブルを抱えている場合でも、確実に修繕することができます。

下地部分から補修できるので、新築時と同様かそれ以上の性能を持つ屋根となります。

屋根材を軽いものにすれば、耐震化も期待できます。

屋根葺き替え工事のデメリット

費用が高いことが一番のデメリットです。

また解体作業が発生するので、埃や破片などが舞う可能性があり近隣への配慮が必要です。

屋根葺き替え工事の内訳

屋根の葺き替え工事は下記が目安となります。

古い屋根の場合は、撤去する屋根材にアスベストが含まれていることがあります。

その場合、処分費用が高額となる可能性がありますので、予算に組み込んでおくようにしましょう。

項目単価相場
足場費用700円~1,000円/㎡
養生費用200円~300円/㎡
既存屋根材の撤去費用1,200円~2,000円/㎡
下地補修費用(野地板)2,000円~3,000円/㎡
防水シートの費用600円~1,000円/㎡
棟の設置費用2,000円~3,000円/m
軒先・ケラバの設置費用1,500円~2,000円/m
新しい屋根材の費用屋根材による
アスベスト撤去費用10万円~30万円/戸
管理・諸経費全体の5~10%

お客様満足度98% ★★★★☆

  • 仲介業者を介さない工事で余分な外注費をカットできる
  • 確かな品質と施工スピードが強み
  • お客様満足度脅威の98%
  • 個人宅以外にマンションなどの大規模修繕にも対応

\\中間マージン0だから他社より安い//

屋根の部分工事の種類と費用相場

屋根の一部に破損がある場合には、部分工事が効果的な場合もあります。

屋根の状況に合わせてどういった工事を行うか決めるようにしましょう。

屋根の部分工事は以下の方法が挙げられます。

  • 漆喰の補修工事
  • 瓦屋根の修理工事
  • コーキングの補修工事
  • 棟板金の交換工事
  • 雨樋の補修工事

漆喰の補修工事

主に日本瓦の屋根で行う工事です。

瓦の隙間を埋めている漆喰は、経年劣化によって割れや破損を起こします。

そうすると瓦を留める役割が果たせなくなり、瓦のずれが発生してしまいます。

漆喰の割れた部分から、建物内部に雨水が染み込み雨漏りが発生する可能性もあるため、早めに補修を行いましょう。

瓦屋根の修理工事

瓦が強風で飛ばされたり、大きく破損している場合には、新しい瓦と交換する必要があります。

また瓦がずれたり、崩れている場合には並び直しの工事が必要です。

コーキングの補修工事

瓦にひびが入っている場合には、コーキングで補修することができます。

また屋根と家屋の隙間などはコーキングで隙間が埋められていますが、経年劣化で割れや縮小が起こるため、コーキングの打ち替えや打ち増しの工事が必要です。

棟板金の交換工事

棟板金は、金属屋根を留めるために屋根の先端部分に設置されています。

屋根が重なる部分を覆い、雨水の侵入を防ぐ重要な役割をになっています。

経年劣化により浮き上がったり、風で飛んでしまったりしている場合には、棟板金の交換が必要です。

雨樋の補修工事

屋根の工事を行う場合に確認しておきたいのが雨樋です。

雨樋の補修には足場を組む必要があります。

そのため雨樋の補修を依頼したら、補修費用より足場代の方が高くなってしまったということも珍しくありません。

屋根や外壁リフォームの際に合わせて点検・補修しておくことをお勧めします。

屋根リフォームの費用を抑える方法

大掛かりな工事となる屋根リフォームは、少しでも安く抑えたいとお考えになる方が多いのではないでしょうか。

費用を抑えるポイントは次のとおりです。

  • マッチングサイトは利用しない
  • 屋根工事を下請けに任せる業者は避ける
  • 専門業者に依頼する
  • 相見積もりをとる
  • 補助金・助成金制度を活用する
  • 自然災害に遭った場合は火災保険を活用する

以下では屋根リフォームの各ポイントについてさらに詳しく解説していきます。

マッチングサイトは利用しない

近年多く見かけるのが、マッチングサイトや一斉見積もりのサイトです。

一見便利なこのサイトですが、リフォーム会社はサイト運営会社に紹介料を払っているため、必然的に請求額も高くなる傾向があります。

屋根工事を下請けに任せる業者は避ける

塗装業者やホームセンター、工務店などが、実際に屋根リフォームを行うことは難しく、専門的な業者に下請けに出すことがほとんどです。

その場合、中間マージンが上乗せされ、請求金額が高くなってしまいます。

当然ながら屋根工事を自社で行える業者に依頼した方が、費用を抑えることができます。

専門業者に依頼する

屋根のリフォームと一言でいっても、工事によって専門業者が違うことに注意しましょう。

ご自宅の屋根が瓦屋根なのか、金属屋根なのか、陸屋根や屋上なのかによって、施工する工事内容が異なります。

高い技術の工事をしてもらうためにも、どういった会社へ相談すべきかを理解しておくことが大切です。

引き受けてくれたとしても、結局は下請けにだしていることもありますので、依頼前に施工実績を確認するようにしましょう。

  • 板金工事会社…断熱材一体型金属屋根や折板屋根の工事が中心
  • 瓦屋根工事会社…瓦屋根の工事が中心
  • 防水工事会社…屋上の防水層形成の工事が中心

相見積もりをとる

屋根リフォームでは、必ず相見積もりを取るようにしましょう。

費用相場がわかるだけでなく、提案される工事内容も業者によって違う場合があります。

よく話を聞いて、「提案された工事が最適か」「優良業者か」を見極めることが大切です。

補助金・助成金制度を活用する

屋根リフォームの種類によっては、自治体の補助金や助成金制度を利用できる場合があります。

対象となっているのであれば、積極的に利用しましょう。

自然災害に遭った場合は火災保険を活用する

台風や風雨によるダメージであれば、火災保険が適用となる場合があります。

保険内容によっても変わってきますので、屋根リフォームを検討する場合には、保険会社に確認してみるといいでしょう。

屋根リフォームで活用できる補助金制度

屋根リフォームがすべて補助金の対象となるわけではありません。

主に下記のような条件に当てはまる場合に、補助金の対象となる可能性があります。

  • 長期優良住宅化
  • 耐震性能の改善
  • 地球温暖化対策・エネルギー対策
  • 大規模災害時の屋根修理・応急処置(臨時)
  • 台風性能の改善

自治体によって細かい条件が違っていたり、予算が決められていたりするため、早めに情報を集めておくことが大切です。

まとめ

屋根リフォームについてまとめると、

  • 全体リフォームで代表的なものは、屋根塗装・屋根の葺き替え・カバー工法の3種類
  • 屋根塗装は美観の向上だけでなく、防水性向上や屋根材の保護のために有効
  • 屋根の葺き替えは、既存屋根を全て撤去し、新品同様の屋根となり、雨漏りが起きている場合にも効果的
  • カバー工法は既存屋根はそのままに、新しい屋根を被せる方法で、葺き替え工事よりも費用を抑えられる
  • 種類によっては、補助金や助成金の対象となる場合もあるため、事前に確認するとよい

となります。

建物を安全で快適に保つためにも、屋根リフォームはとても重要です。

少しでも費用を抑えながら、必要な工事を正しいタイミングで行いましょう。

中間マージン0だから
他社より安い費用で工事が可能

中間マージン=仲介手数料

  • 大規模修繕工事
  • 解体工事
  • 防水工事
  • 外壁塗装
  • 屋根工事
  • シーリング工事
  • 長尺シート工事
  • 下地補修工事
  • 足場工事
  • タイル工事
  • 洗浄工事
  • 電気、水道、外溝工事等

大きな強みは「自社で完結」

施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。

ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。