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築15年の外壁塗装は必要?劣化サインから費用・業者選びまで徹底解説

築15年の外壁塗装は必要?劣化サインから費用・業者選びまで徹底解説

2025/07/31

日本の住宅は一年を通じてさまざまな自然環境にさらされています。
特に外壁は、直射日光、風雨、寒暖差などからの影響を常に受け続けるため、想像以上にダメージが蓄積されていきます。築15年というタイミングは、外観の美しさや住宅の構造的な耐久性を守るために、メンテナンスを本格的に考えるべき重要な節目にあたります。
多くの方が「見た目はまだ大丈夫そう」「費用がかかるからもう少し先で良い」と判断しがちですが、気づかないうちに外壁の機能性は徐々に低下しており、早期対応を怠ることで補修規模やコストが跳ね上がることもあります。

本記事では、築15年で外壁塗装を行うべき代表的な3つの理由に加え、見落としやすい劣化サインの具体例、外壁材ごとのチェックポイント、さらには塗装業者選びのポイントや失敗しないための注意点についても丁寧に解説します。
初めての塗装を検討している方や、前回の塗装から時間が経っている方も、本記事を参考に適切な判断を行っていただければ幸いです。

築15年が外壁塗装のタイミングとされる理由

築15年は、外壁塗装を検討するうえで極めて重要なタイミングです。この時期に対応を怠ると、建物の構造劣化が進行し、将来的に大掛かりな修繕が必要になるリスクが高まります。
ここでは、なぜ築15年が分岐点とされるのか、3つの視点から解説します。

塗料の耐用年数から見た築15年

一般的に使用される外壁塗料の耐用年数は、アクリル塗料で5〜8年、ウレタン塗料で7〜10年、シリコン塗料で10〜15年程度とされています。新築時に使われる塗料は、コストを抑えるためにグレードの低い塗料であることも多く、耐久性がそこまで高くありません。
そのため、築10年を過ぎたあたりから塗膜の機能が著しく低下し始め、築15年を迎える頃には塗装の劣化が目に見えて進行している場合もあります。
この時期を目安に再塗装を行うことで、劣化による構造への悪影響を未然に防ぎ、結果として補修コストや大規模修繕の発生を抑えることができます。

美観と資産価値の維持

外壁の見た目は、住宅の第一印象を決定づける大切な要素です。外壁が色あせていたり、汚れが目立っていたりすると、家全体が古びた印象になり、実際の築年数よりも老朽化して見えてしまいます。
これにより、資産価値が下がることもあるほか、売却を検討する際には価格交渉で不利になることも。
また、近隣住民や来客に対しても住宅の印象は大きく左右されるため、美観を保つことは暮らしの満足度やコミュニケーションにも影響します。築15年という節目で、再塗装によって新築時のような美しさを取り戻すことが、住宅の価値と住み心地の両面を守る有効な手段となるのです。

大きな補修になる前の予防メンテナンス

外壁に見られる細かなひび割れやコーキング(シーリング)の劣化は、初期の段階では建物に致命的な影響を与えるわけではありません。
しかし、これらを放置していると、そこから雨水が侵入して建物内部の木材を腐食させたり、断熱材の性能を損なったりする可能性が出てきます。
特に日本のように四季がはっきりし、梅雨や台風の影響を受けやすい地域では、こうした小さな劣化が短期間で大きな被害につながることもあります。築15年という比較的余裕のある段階で対処することで、大規模な工事に発展するのを防ぎ、結果的にトータルコストを削減することが可能になります。

外壁塗装の劣化サインを見逃さないためのチェックリスト

劣化は外から見えない内部でも進行していることがありますが、外壁の表面にも明確なサインが表れることが多いです。以下に代表的な劣化症状とその意味、適切な対処の目安をまとめた表を示します。

劣化症状具体的な状態対処の目安
色あせ外壁の色が薄くなり、艶がなくなっている紫外線による塗膜劣化が進行中。再塗装のサイン
チョーキング壁を手で触ると白い粉が付く塗料の結合力が低下し、防水性が失われている状態
ひび割れ(クラック)表面に細かい亀裂が入っている幅0.3mm以上は構造に影響の恐れ。補修が必要
コケ・藻・カビ湿気が多い部分に緑や黒の汚れが見られる通気性の低下と防水機能の劣化。洗浄+再塗装が望ましい
コーキングの劣化シーリング材が割れたり剥がれたりしている雨水侵入の経路に。打ち替えが必要

これらの症状が確認できる場合は、できるだけ早く専門の塗装業者に現地調査を依頼し、診断を受けることをおすすめします。放置するほど状態が悪化し、修繕費用も増大する傾向があります。

外壁塗装の種類によって違う?築15年で必要なメンテナンスと

住宅に使われている外壁材によって、劣化の進行度合いや必要なメンテナンスの方法は異なります。築15年を迎えたタイミングでは、各外壁材に応じた適切な点検と対策を講じることが非常に重要です。
以下に、代表的な外壁材とその特徴、築15年時点での注意点を紹介します。

窯業系サイディング

セメントに繊維を混ぜて成形した、最も普及している外壁材。耐火性や施工性に優れていますが、吸水性があるため塗膜の劣化によって内部に水分が浸入しやすくなります。築15年では、表面のチョーキングやコーキングの硬化・ひび割れが見られるケースが多く、再塗装とシーリングの打ち替えが推奨されます。

金属系サイディング

ガルバリウム鋼板やアルミ合金などを使った外壁材で、軽量かつ耐久性が高いのが特徴です。錆びにくい処理がされているものの、沿岸部や酸性雨の多い地域では腐食の恐れがあるため、15年を目安に点検と必要に応じた塗装が必要です。

モルタル

セメントと砂、水を混ぜて左官仕上げされた外壁材。自由なデザイン性が魅力ですが、クラック(ひび割れ)が発生しやすく、再塗装の際には下地補修を併用する必要があります。築15年では、表面の塗膜劣化とともに、細かなひび割れが複数箇所に広がっていることがあるため、丁寧な診断が不可欠です。

ALC(軽量気泡コンクリート)

耐火性と断熱性に優れた高性能外壁材。表面が多孔質なため防水性にやや劣り、塗装による保護が重要です。塗膜の防水性が落ちると内部に水が侵入しやすくなるため、築10年〜15年での再塗装が一般的です。ジョイント部分のシーリングも同時に点検しましょう。

タイル・レンガ

非常に高い耐久性と重厚な見た目を兼ね備えた外壁材。基本的に塗装は不要ですが、築15年を超えると目地部分のシーリング材が劣化していることがあります。水の侵入を防ぐためにも、定期的な点検と部分補修が推奨されます。

外壁塗装の費用相場を知ろう

築15年で外壁塗装を検討する場合、最も気になるのがその費用です。塗装工事の総額は、住宅の規模や外壁の状態、使用する塗料のグレードなどにより変動しますが、
ここでは標準的な費用相場をもとに、項目別の目安をご紹介します。

項目費用目安(30坪住宅)
足場代約15〜25万円
高圧洗浄約2〜5万円
下地補修約3〜10万円
外壁塗装(塗料により変動)約50〜100万円
コーキング工事約10〜20万円
合計約80〜150万円

上記のように、総費用は80万円〜150万円程度が一般的です。建物の劣化が進んでいる場合は、補修や下地処理が増え、さらに費用が高くなることもあります。

外壁塗装に使用される主な塗料の種類とその特徴・価格差

使用する塗料は、外壁塗装の耐久性・仕上がり・費用に大きく影響します。
代表的な塗料の種類と、それぞれの特徴を比較した表は以下の通りです。

塗料の種類耐用年数特徴価格帯(1㎡あたり)
アクリル塗料約5〜8年安価だが耐久性に劣る。短期的な使用向け。約1,000〜1,800円
ウレタン塗料約7〜10年柔軟性があり密着力に優れるが紫外線に弱い。約1,800〜2,500円
シリコン塗料約10〜15年コストと耐久性のバランスがよく人気。約2,000〜3,500円
フッ素塗料約15〜20年高耐候性・高耐久。価格は高いが美観が長持ち。約3,500〜5,000円
無機塗料約20〜25年最も耐久性が高いが非常に高額。約4,000〜6,000円

築15年の住宅であれば、次のメンテナンスを遅らせたいというニーズから、フッ素塗料や無機塗料を選ぶ方が増えています。費用はかかるものの、長期的な視点で見るとメンテナンスサイクルが延び、コストパフォーマンスに優れます。

築15年の外壁塗装を安心して依頼できる業者の選び方

外壁塗装は施工の品質や対応によって、仕上がりに大きな差が出る工事のひとつです。
特に築15年という重要なタイミングでは、安心して任せられる業者を選ぶことが、長持ちする塗装と後悔しない工事につながります。
ここでは、信頼できる塗装業者の選定において注目すべきポイントを解説します。

現地調査を丁寧に行い、写真付きで診断報告をくれる

優良業者は、施工前の現地調査を非常に重視しています。単なる目視だけでなく、外壁の細かな劣化症状を確認し、写真とともにわかりやすい診断書を提出してくれます。
このような診断は、住まい手にとって状況を正しく把握できるだけでなく、工事後の「言った・言わない」トラブルを防ぐためにも重要です。

明細のある見積書を提示してくれる(塗料・施工範囲・保証明記)

見積書に明細がしっかり記載されているかどうかは、その業者の誠実さを見極めるうえで非常に重要です。塗料のメーカーや製品名、施工面積、使用量、施工範囲、保証期間の有無まで具体的に記載されている場合は信頼できる証拠といえるでしょう。

自社施工で中間マージンが発生しない

自社の職人が施工を行う「自社施工」の業者は、中間業者を介さない分、余計なコストが発生しません。そのため、同じ内容の工事でもコストパフォーマンスが良く、施工管理も一元化されやすいというメリットがあります。自社施工かどうかは、契約前に必ず確認しましょう。

アフターサービスや保証期間が明確

塗装工事は施工後すぐではなく、数年経ってから不具合が現れることもあります。
そうした場合に備えて、保証内容が明記されているか、アフターサポート体制が整っているかをチェックすることが大切です。保証書の有無、保証対象の範囲、連絡体制などは必ず確認しておきましょう。

国家資格(1級塗装技能士など)保有者が在籍

国家資格である「1級塗装技能士」は、塗装に関する高度な知識と技術を有している証です。経験豊富な技能者が在籍しているかどうかで、施工品質やトラブルへの対応力にも差が出ます。契約前には、資格保有者の有無を確認してみると安心です。

外壁塗装工事の見積書で確認すべき項目

外壁塗装の見積書は、金額の安さだけでなく内容の明確さが非常に重要です。不明瞭な見積もりは後の追加費用やトラブルの原因になることも。
ここでは、見積書で必ず確認しておきたい主要な5つの項目について解説します。

塗装面積

見積書には必ず「塗装面積(平方メートル)」が記載されている必要があります。実際の建物のサイズに対して過大・過少な数値が記載されていないかをチェックし、面積から算出される塗料の量や作業日数が妥当かどうかを見極めましょう。

工程内容

基本的な塗装工事は「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程が標準です。見積書にこれらが含まれているかを確認することで、手抜き工事を防止できます。また、養生・清掃・下地処理などの作業も明記されていると理想的です。

塗料の種類

使用する塗料は価格や耐用年数に大きく関わるため、見積書にはメーカー名・商品名・等級などが具体的に書かれているかが重要です。「シリコン塗料」などの曖昧な表現だけでなく、正確な製品名があるかを確認しましょう。

付帯部塗装

外壁以外にも、雨樋・破風板・軒天・水切り・玄関ドア・ベランダ手すりなど、さまざまな付帯部があります。これらが塗装対象に含まれているか、別料金かどうかもチェックが必要です。

保証の範囲

保証内容は非常に重要です。保証書の有無だけでなく、保証の対象範囲(外壁・屋根・付帯部)、保証年数、不具合発生時の対応方法などが記載されているかを確認しましょう。口約束ではなく、必ず書面での提示を求めることがポイントです。

外壁塗装の基本的な工程と準備について

築15年の外壁塗装を成功させるためには、工程ごとの内容とその意義をしっかり理解しておくことが大切です。工程ごとに何を行うのかを把握しておけば、トラブルの防止や施工品質の向上につながります。
以下に、一般的な外壁塗装工事の流れと準備段階について詳しくご紹介します。

ステップ1. 現地調査と打ち合わせ

最初に実施されるのが現地調査です。外壁のひび割れ、コケの発生、チョーキング現象の有無など、現在の劣化状況を確認しながら、必要な補修内容や施工範囲を明確にします。
また、住まい手の希望や予算、希望する色などについてもヒアリングが行われます。この段階で信頼関係が築けるかどうかが、今後の進行にも大きく影響します。

ステップ2. 見積もり提出・契約

調査内容をもとにした見積書が提出され、詳細な説明を受けながら確認します。塗料の種類、塗布面積、施工日数、保証内容などが明記されているか確認し、納得した上で契約を交わします。
ここで不明点や曖昧な表現を残すと、後のトラブルの原因になるため注意が必要です。

ステップ3. 近隣への挨拶まわり

工事が始まると騒音や塗料の臭い、足場の設置などで近隣に影響を与えることがあります。
そのため、施工業者が着工前に近隣住民へ工事内容と期間の説明を行い、理解を得ることがマナーとされています。これにより、トラブルを未然に防ぐことができます。

ステップ4. 足場設置・養生作業

工事に必要な足場を建物の周囲に設置します。高所作業の安全性を確保するだけでなく、正確な塗装作業のためにも必要不可欠です。続いて、窓、給湯器、植木などにビニールシートで養生を施し、塗料の飛散を防ぎます。

ステップ5. 高圧洗浄と下地処理

塗料の密着性を高めるため、既存の外壁表面の汚れや藻、カビ、劣化した塗膜を高圧洗浄で除去します。その後、ひび割れ補修、コーキングの打ち直し、モルタル補修など、下地の状態を整える工程が入ります。この工程を丁寧に行うことで、仕上がりの品質に大きな差が出ます。

ステップ6. 下塗り・中塗り・上塗り

塗装工程は3回塗りが基本です。最初の下塗りでは、塗料の密着性を高めるプライマーを塗布します。次に中塗りで主材を塗り、最後に上塗りで仕上げの層を形成します。各層ごとに乾燥時間を確保し、均一な厚みと色ムラのない美しい仕上がりを目指します。

ステップ7. 最終確認・足場解体・清掃

全体の塗装が完了したら、業者による最終検査と施主立ち会いのチェックが行われます。仕上がりの確認や不備の補修を終えた後、足場を解体し、周囲の清掃と整理を行って工事完了となります。

外壁塗装の施工中における注意点と住まい手の心構え

外壁塗装の期間中は、住環境や日常生活に一定の制約が生じます。工事をスムーズに進めるためには、住まい手の協力と心構えも欠かせません。
以下に、施工中に特に注意すべきポイントを詳しく解説します。

騒音やにおいへの備え

足場設置・解体や高圧洗浄、養生作業などでは、金属音や水圧音が発生します。
また、塗料によってはシンナーのような臭いが強くなることがあります。作業時間中は窓を閉める、洗濯物を外に干さないなどの対応を心がけましょう。小さなお子様やペットがいる場合は、特に注意が必要です。

留守中の対応

在宅していない間も作業は進行します。玄関前や駐車場付近に足場が設置されることもあり、一時的に出入りがしにくくなる可能性があります。セキュリティ面でも、施錠の確認や室内への立ち入りが必要ないことを再確認しておくと安心です。

天候による工期の変動

外壁塗装は天候に大きく左右されます。特に雨や強風の日には安全上の理由から作業が延期されます。予定していた日数よりも長引く可能性があるため、余裕のあるスケジュールを想定しておくと安心です。また、季節によっても工事期間の長さや快適性が異なるため、適切なタイミングを選ぶことも大切です。

築15年の外壁塗装に関するよくある質問(FAQ)

外壁塗装は頻繁に行うものではないため、多くの方が「いつ塗り替えるべき?」「どこに依頼するのが良い?」といった不安を抱えています。
ここでは、築15年前後で外壁塗装を検討している方が抱きやすい疑問について、わかりやすくお答えします。

Q1. 築15年で外壁塗装は本当に必要ですか?

はい。築15年は、多くの塗料の耐用年数を過ぎるタイミングであり、外壁材の劣化も進行している場合があります。早めに塗装を行うことで、ひび割れや雨漏りといった重大なトラブルを防ぎ、建物全体の寿命を延ばすことにつながります。

Q2. 工事期間はどれくらいかかりますか?

30坪前後の一般的な住宅で、約10日〜2週間程度が目安となります。ただし、補修箇所の多さや、天候による中断の有無によっては、3週間以上かかることもあります。詳細なスケジュールは業者との打ち合わせで確認しましょう。

Q3. 塗装中は外出できますか?

原則として外出は可能です。ただし、足場設置中や高圧洗浄の日は、安全面から出入りに制限がかかることもあります。特に高圧洗浄時は水しぶきや音が発生するため、在宅中でも注意が必要です。玄関の使用制限がある場合は、事前に業者から説明があります。

Q4. 外壁以外の場所も塗装できますか?

はい。外壁塗装と同時に、雨樋・破風・軒天・玄関ドア・ベランダ手すりなど、付帯部分の塗装も行うことができます。一緒に施工することで足場代を節約できるケースもあります。見積書にこれらの項目が含まれているか確認しましょう。

Q5. 補助金は利用できますか?

多くの自治体では、住宅の省エネ化や景観保全を目的としたリフォーム助成制度を設けています。外壁塗装も対象になる場合があるため、事前に自治体のホームページや窓口で確認しましょう。助成金の申請には事前申請が必要な場合が多いため、計画段階から情報収集を行うことをおすすめします。

築15年になったら外壁塗装を見直そう|まとめ

築15年という節目は、外壁塗装にとって重要なタイミングです。外壁材や塗料の劣化が進行する前にメンテナンスを行うことで、建物全体の美観と性能を長期的に保つことができます。適切なタイミングで塗装を施すことで、将来的な補修コストの増加を抑えるだけでなく、建物の資産価値を維持することにもつながります。
そのためには、塗料の選定や施工内容に加え、業者の信頼性を重視することが大切です。現地調査の丁寧さ、見積書の明確さ、施工実績、保証制度などを総合的に確認しましょう。また、施工期間中の生活への影響も把握しておくことで、ストレスの少ない工事を実現できます。

外壁塗装は「見た目のため」だけでなく、「住まいを守る」ための重要な工事です。先送りせず、今の状態を正しく見極めて、必要な対策を講じることが、快適な住まいを長く保つ第一歩になります。

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