塩化ビニル樹脂を原料とした厚さが1.5mmほどのシートを接着剤や塩ビ鋼板を用いて固定し、貼り付けて防水層を作る工法です。シート状の材料1枚という単純な構成ですが、紫外線や熱、オゾンに対して優れた耐久力があり、高い防水性能を期待できます。シートをそのまま被せて防水層を作りますので、前回のメンテナンスでシート防水以外の工事を実施している箇所でも施工できます。また、塩ビシートの素材自体にあらかじめ着色されているため、一般的な防水層のメンテナンスに必要な保護塗装が原則的に不要で、全体的な維持管理費を節約できるというメリットも見過ごせません。施工箇所の形状が複雑ではなく、障害となる物が少ない学校や病院といったビルの広い屋上、ALCの建物などへ広く施工されています。下地の種類や現在の状態、使用される用途などによって接着工法と機械固定工法を選択できます。
塩ビシート防水の施工実績が豊富な株式会社大浦屋は、材料問屋ならではの専門知識と特殊技術を活かし、現場に合わせて低価格・高品質の施工をお届けいたします。