防水工事の費用(価格)相場は？

「防水工事の費用について知りたい」とお考えのかたは多いです。

ビルやマンション、一般住宅などでは、必ず防水工事が必要になります。

 

そこでこの記事では、防水工事の費用相場について解説していきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

防水工事の費用相場は、工事内容によって異なります。

具体的には以下を参照してみてください。

 

 

ただし上記はあくまでも目安です。

例えばウレタン防水であっても、「密着工法」「通気緩衝工法」といった工法の違いによっても費用は前後します。

また施工業者の違いによっても費用は異なるので、実際の費用について知るには、施工業者に見積もりを出してもらうことが必要です。

 

ちなみに諸経費なども含めた防水工事全体の費用相場は、1㎡あたり8,000～12,000円が一般的です。

防水工事が必要な時期は、以下の基準で見極めるのと良いでしょう。

劣化状況で見極める

既存の防水層や屋内に以下のような劣化がある場合は、防水工事やメンテナンスが必要です。

 

・雨漏り

・水溜り

・ひび割れ

・雑草や藻の発生

・防水シートの破れ

・防水シートの浮き

 

専門業者でなくてもある程度は自分で点検できるので、ぜひ試してみてください。

 

耐用年数で見極める

防水工事の種類ごとの耐用年数を参考に、防水工事の時期を見極めるのも良いでしょう。

 

 

「そろそれ耐用年数かな？」と思ったら、防水層の点検をするのがおすすめです。

防水工事を自分で行なうのも不可能ではありませんが、おすすめはできません。

工事価格が安く済むメリットはあるものの、以下のようなデメリットがあるのです。

 

・耐久性が低い防水層になりやすい

・プロによるアフター保証がない

・専門的な施工は難易度が高い

 

また施工に失敗した場合は防水層の全面撤去が必要になるケースもあるので、施工に慣れていないかた以外はプロに任せたほうが安心です。

防水工事の施工業者を選ぶ際は、以下の点に注意が必要です。

施工実績が豊富な業者を選ぶ

防水工事に慣れていない業者に依頼してしまうと、施工クオリティが低くなります。

メンテナンスをする頻度が多くなってしまうので、まずは施工実績が豊富な業者かどうかを確認しましょう。

ホームページをチェクすると、過去の実績が公開されていたりしますよ。

相見積もりを取る

複数の施工業者で見積もりを出してもらうことは重要です。

1社のみだと適正価格かどうか、対応が良い会社か、といったことが判断できません。

アフターサービスの内容をチェックする

5年保証や10年保証、定期点検など、アフターサービスがしっかりしている業者かどうかもチェックしましょう。

業者が直接施工するのかどうかを確認する

大手のリフォーム会社やハウスメーカーに防水工事を依頼すると、実際の工事は下請け業者が行ないます。

下請け業者に施工を依頼すると中間マージンが発生し、工事価格が高めになることは覚えておきましょう。

ただし大手の会社は安心感があるので、予算と相談して決めたいですね。

最後に、今回の記事の内容をまとめていきます。

 

• 諸経費を含めた防水工事全体の費用相場は、1㎡あたり8,000～12,000円
• 劣化状況や耐用年数を考慮し、工事時期を見極める
• 防水工事のDIYは、慣れてない人以外にはおすすめできない
• 業者選びでは施工実績やアフターサービスの確認、相見積もりが欠かせない

 

建物の寿命を守るために防水工事は非常に大切なので、慎重に施工業者を選びましょう。

「防水工事の詳しい費用について知りたい」という場合は、実際に施工業者に問い合わせてみてくださいね。