配管回りやタイル目地へ用途に応じたシーリング工事を
建物を紫外線や風雨によるダメージから守っているものと言えば、屋根材や外壁、塗装や防水層といったイメージがあるかもしれません。もちろんそれらも重要ですが、建材同士のジョイント部や配管回り、タイル目地などに施工されているコーキング材は、防水性・気密性・水密性を維持する上で大きな役割を果たしています。シリコン・変成シリコン・ウレタン・アクリルなどの様々な材料で用途に応じたシーリング工事を行うことによって、ほんの小さな隙間からも雨水が浸入しないよう守ったり、建物内部の配管回りや接合部分から漏水しないようガードしたりと、安心・安全の住環境づくりが実現します。タイル材は高耐久でメンテナンスフリーと言われることがありますが、下地となるコンクリートやモルタルは経年劣化や振動によるひび割れが起こりやすく、タイルにも影響を及ぼす可能性が高いため、柔軟性のあるコーキング材によって力を逃がし、ひび割れを防ぐという大切な役目もあります。目的と用途、周辺環境などを長期的な視点で考慮し、管やタイル目地へのシーリング工事を行うことが大切です。
管回りの条件に合った適切なシーリング工事が重要です
戸建て住宅であれ、アパートやマンションであれ、住宅に必ず配管があります。水道の給水管や配水管、ガス管などが代表的であり、さらには排気用のドレンや空調用のダクトなどもあるかもしれません。それらの配管が外壁や内壁を貫通する場合には、その周囲からの雨漏りや漏水を防ぐために、コーキング材でシーリングする必要があります。しかも、どのようなコーキング材を使用してもよいわけではなく、金属や塩ビといった配管の材質、外壁の種類や塗装の有無などの要素を考慮しなければ、管の耐久性やシーリング事態の強度が低下する恐れがあります。材料の特徴やメリット・デメリットについての知識と、現場に合わせた施工が防水対策をする上での大きなカギとなります。
タイル目地のシーリングは定期的な補修が必要です
タイル自体は無機物であり、耐候性・耐傷性・耐水性に優れた素材として知られていますが、目地に使用されているコーキングは雨水の浸入を防ぐ点で重要な役割を担っているにも関わらず傷みやすい箇所です。外壁がタイル仕上げになっている戸建て住宅、アパートやマンション、ビルなどでは、タイル同士の接合部分や窓のサッシ回り、ベランダ・バルコニーと外壁の取り合い部分などのシーリング工事が施されています。そのコーキング材は紫外線や風雨、季節による温度変化や湿度の影響を受け、3~5年程度の期間に劣化が進行します。コーキングの弾性を保持するための可塑剤が染み出て硬化してしまうことにより、ひび割れや亀裂などの症状が起き、そこから容易に水分が入り込みます。
管・タイル目地で漏水の可能性が高い箇所について
管・タイル目地へのシーリング工事のまとめ
オーナー様の安心感を大切にした丁寧な工事をお届けいたします
お客様の大切な資産である建物を雨漏りや漏水から守り、そこで暮らす方々に安心と快適をお届けするために、確実性と耐久性にこだわったシーリング工事をご提供いたします。雨漏りや漏水を防ぐという目的を首尾よく達成し、尚且つ品質や美しい外観を実現するために必要なのは、各コーキング材の特性、使用する目的や用途や周辺環境、建材の種類についての知識と経験です。株式会社大浦屋は、材料問屋と施工会社が一体になった独自の施工システムにより、東京エリアで戸建て住宅からアパートやマンションまであらゆる建物への工事を請け負ってきた実績があるため、安心してお任せいただけます。モルタル壁やサイディングの目地やひび割れ、配管や水回りの防水など、マンション・ビル・住宅によって異なるニーズを的確に分析し、できるだけコストを抑えて耐久性のある仕上がりを実現いたします。材料問屋ならではのお得なお見積り、一貫した自社施工による対応スピード、中間マージン0、充実した保証と徹底したアフターフォローまで、オーナー様の安心感を大切にした防水工事、修繕工事をお届けいたします。