ポイント
タイル目地にコーキングが施工されている理由としては、雨漏りを防ぐということに加えて、強い風や地震、付近を大型車が通行するといった原因によって建物に加わる衝撃を吸収し、タイル自体にダメージが及ぶ可能性を抑えるという点が挙げられます。コーキングが劣化しているということは、建物の耐久性が著しく低下している顕著なサインですので、3~5年程度でメンテナンスを計画するのが最善です。
ポイント
配管回りのシーリング工事の方法としては、「打ち替え」と「増し打ち」という方法があります。ひび割れや洗浄しても落とせない汚れがある場合には、古くなり劣化した既存のコーキングを全て剥がし、新しいコーキングを充填する打ち替えを行います。軽度の症状の場合に、既存のコーキングの上に新しいコーキング剤を充填するのが増し打ちです。いずれの場合も症状を的確に見極め、下地や既存の材料との相性なども検討しなければなりません。
ポイント
金属や塩ビなど、使用されている配管の材質によってシーリング材は異なります。特性を十分に理解していない場合には、シーリング材が配管を傷めてひび割れや破損を誘発する可能性もあります。また、耐用年数よりもかなり早く劣化が始まり、気付かないまま雨漏りや漏水が進行するというリスクもあります。防水工事のプロであり材料問屋でもある株式会社大浦屋は、各材料の特性を熟知した職人が直接施工をしていますので、安心してお任せいただけます。