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コーキング(シーリング)工事の施工価格はいくら?費用単価の相場や手順を解説

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コーキング(シーリング)工事の施工価格はいくら?費用単価の相場や手順を解説

コーキング(シーリング)工事の施工価格はいくら?費用単価の相場や手順を解説

2024/05/14

防水コーキング工事の施工価格

  • コーキングによる防水処理工事の料金と単価の相場はどのくらい?
  • コーキングの劣化によってみられる症状とは?
  • コーキング工事の手順について詳しく知りたい!

サイディングやALC(軽量気泡コンクリート)などの外壁材を使用した建物では、建設から約10年が経過するとコーキング部分の劣化が見られるようになります。 そこで必要なのが、コーキングによる再度の防水処理です。 しかし気になるのが、費用面ですよね。 具体的には、どのくらいの費用が発生するのでしょうか。

そこで今回の記事では、コーキングの値段について詳しく見ていきます。 コーキングの劣化により発生する症状や、コーキング工事の流れなどについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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コーキングによる防水処理工事の料金と単価の相場

コーキング工事の料金は、使用する材料や施工範囲、工事の難易度により変動します。

具体的な費用は業者により異なるため、複数の業者に見積もりを依頼して、その内容を比較することが大切です。

ちなみにコーキングには増し打ち・打ち替えの2種類があります。

増し打ちは、既存のコーキング材の上から、コーキング材を追加することです。

打ち替えは、既存のコーキング材を取り除いてから、一からコーキング材を施工します。

以下では、コーキングの増し打ちと打ち替え工事、それぞれの防水処理について単価相場について紹介していきます。

■コーキング増し打ちの単価相場

コーキングの増し打ちは、1平方メートルあたり500~1,000円の費用が発生するでしょう。

例えばコーキング補修が必要な部分の長さが100mの場合、5万円~10万円の費用が必要です。

20戸のアパートでコーキングの長さが800mだとすると、40~80万円ほどの費用が必要でしょう。

一般的な2階建ての住宅の場合は、打ち増しで10~15万円の費用がかかることが多いです。

ただしコーキングの費用以外に、足場の設置費用も発生するので注意しましょう。

足場の設置に30万円ほど必要だとすると、合計で70~110万円ほどの費用が発生します。

■コーキングの打ち替えの単価相場

コーキングの打ち替えは、1平方メートルあたり900~1,200円ほどが相場です。

20戸のアパートで800mの打ち替えを行うと、72~96万円ほどの費用がかかります。

一般的な2階建ての住宅では、14~20万円ほどが目安です。

足場代も合わせると102~126万円ほどの費用が必要です。

それなりの費用がかかりますが、増し打ちだけでは建物の耐久性を高めることは難しいでしょう。

■足場の料金を節約できないのか

「足場代が高いので、足場代を節約したい」と考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、ほとんどの場合で足場の設置が必要です。

これは作業を行うスタッフの安全性を確保し、作業しやすい環境を作るためです。

業者によってはハシゴやロープを使って作業を行うケースもありますが、足場の設置は基本的に業者に任せるほうが良いでしょう。

もしも予算が不足しそうなら、その旨を業者に相談してみましょう。

■コーキング材の種類によっても費用が変わる

コーキング材の種類によっても費用が変わります。

アクリル・ウレタン・シリコン・変性シリコンというように、さまざまな種類があります。

ちなみに100mlあたりの単価は、以下の通りです。

  • アクリル…100円
  • ウレタン…150円
  • シリコン…150~200円
  • 変性シリコン…200円
  • ウレタン…150円

例えば外壁塗装では、変性シリコンのコーキング材が使われることが多いでしょう。

また、施工箇所の幅や厚みによってもコーキング材を使う量が変わるため、費用も異なります。

具体的な費用については、業者に見積もりを出してもらうと良いでしょう。

コーキングの劣化によってみられる症状

コーキングは時間の経過とともに硬化して接着性が低下し、剥離が始まることがあります。

さらに、コーキングに亀裂が生じることもあるでしょう。

また、シーリングの伸縮に不具合が出ると、地震や台風などで外壁材がぶつかって割れるトラブルも起こかねません。

隙間から雨水が浸入し、室内環境が悪化する場合があります。 コーキングは外壁・窓の周囲・軒先周りなど、さまざまな箇所に施工されています。 経年劣化は避けられないため、定期的なメンテナンスが肝心です。 コーキングが劣化してきたと感じたら、早めに防水工事専門業者に相談しましょう。

コーキング工事の手順

コーキング工事はどのような手順で行われるのでしょうか。

十分な強度を確保し、問題が発生しないようにするためにも、コーキング工事の施工手順を知っておくことが重要です。

具体的な手順は、下記のとおりです。

①古いコーキングを取り除く

外壁材の目地の、古いコーキングを取り除きます。

丁寧に取り除くと、施工不良を防げます。

目地部分が湿っている場合には、乾燥させることが重要です。

②目地の掃除

コーキング材を取り除いた目地部分は、ブラシを使用してきれいに掃除します。

古いコーキング材が残っていると、新しいコーキング材が密着しにくくなります。

③マスキングテープで養生

コーキング材を充填する際には周囲を汚す可能性があるため、事前にマスキングテープを使って養生(保護)します。

養生は、仕上がりの美しさにも影響します。

④バックアップ材を装填

目地の底の面の状態によっては、二面接着を行います。

二面接着は、外壁材の側面2つだけにコーキング剤を充填し、底の面にバックアップ材を装填します。

ただし鉄筋コンクリートのマンション・ビルの場合は、面全体にコーキング剤を充填する三面接着で施工します。

この場合、バックアップ材は使用しません。

⑤目地にプライマーを塗る

コーキングを接着する目地部分に、プライマーを塗ります。

プライマーには、コーキングの接着力を高める接着剤の役割があります。

コーキングの耐久性を高めるためにも、プライマーは欠かせません。

⑥コーキング材を目地に充填

コーキングガンを使い、コーキング材を素早く充填していきます。

コーキングはすぐに硬化するため、空気が入らないようにしながら迅速に作業を行う必要があります。

⑦表面を整える

コーキングした箇所の表面が滑らかになるように、盛り上がったコーキング剤をヘラで平らにします。

目地を隙間なく埋められるほか、見た目も良くなります。

⑧完成

外壁材を汚さないように、マスキングテープを剥がしたら完成です。

充填したばかりのコーキング材は手につきやすいため、完全に硬化するまでは触れないように気を付けましょう。

コーキング工事で業者を選ぶ際のポイント

コーキング工事で業者を選ぶ際は、どのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか。

具体的なポイントを、以下で解説していきます。

■見積もりの内容が詳細に記載されている業者を選ぶ

見積もりを受け取ったら、その内容が詳細に記載されているかを確認しましょう。

工事の価格や内容が明確に記載されているか、一式・セットのように省略されて書かれていないか、ということをチェックします。

さらに、工事の価格が市場価格と大きく異なっていないかも確認しましょう。

安すぎる価格も、施工品質の低下を招きます。

工事内容・数量・コーキング材のメーカーなど、細かく書かれた見積書を提示してくれる業者は、信頼感があります。

工事の工程も説明してくれる業者も、安心できるでしょう。

■外壁と屋根の塗装を行っている業者を選ぶ

コーキング工事と一緒に、外壁や屋根の塗装を行うケースも多いです。

なぜ複数の工事を一緒に行うかというと、足場の設置が1度で済むためです。

足場の設置には数十万円かかるケースが多いため、1度で済むと費用の節約につながります。

そのため、外壁と屋根の塗装を行っている業者なのかもチェックすると、良いでしょう。

■施工実績の豊富な業者を選ぶ

コーキング工事の施工実績が豊富な業者を選ぶことも大切です。

施工実績が豊富だと、高品質な工事をスムーズに行ってくれるでしょう。

見積もり時に施工実績を提示してもらったり、業者のホームページで実績確認してみてください。

■相見積もりで選ぶ

複数の業者に見積もりを出してもらい、それぞれの見積もり内容を比較することも大切です。

最低でも2社以上に依頼しないと、どの業者が良いのかが分かりません。

相場を把握するためにもぜひ相見積もりを取りましょう。

■保証内容で選ぶ

業者によって保証内容が異なります。

保証の期間だけでなく、どのような場合に保証が適用されるのかもチェックしましょう。

■訪問販売よる契約は避ける

コーキング工事の会社は、基本的に訪問販売を行いません。

訪問販売を行う業者には契約を無理に進めようとしたり、必要以上に不安をあおったりする業者が多いので気を付けましょう。

良いと思える業者を、自ら探すことが大切です。

まとめ

最後に、この記事の内容をまとめていきます。

  • コーキングには増し打ちと打ち替えの2種類がある
  • 増し打ちは、1平方メートルあたり500~1,000円の費用が発生する
  • 打ち替えは、1平方メートルあたり900~1,200円ほどが相場
  • スタッフの安全のために、足場の料金は節約しないほうが良い
  • コーキング材の種類によっても費用が変わる
  • 硬化の進行・剥離・亀裂・割れが生じるとコーキングが劣化している状態
  • 古いコーキングを丁寧に取り除くと、施工品質が向上する
  • 目地の底面の状態によっては、バックアップ材を使用する
  • 業者を選ぶ際は、見積もりの内容が詳細に記載されている・外壁と屋根の塗装を行っている・施工実績の豊富・相見積もり・保証内容・訪問販売よる契約は避けるということが大切

コーキングは、特にサイディングをはじめとした外壁材を使用した建物では欠かせません。

適切に行うと雨漏りを防げて、建物の寿命も延ばせます。

この機会に、ぜひコーキング工事を検討してみてください。

 

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