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屋根塗装の耐用年数は10年?塗料や屋根材の耐久性・塗り替え時期を解説

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屋根塗装の耐用年数は10年?塗料や屋根材の耐久性・塗り替え時期を解説

屋根塗装の耐用年数は10年?塗料や屋根材の耐久性・塗り替え時期を解説

2024/06/19

屋根塗装の耐用年数はどのくらい?

  • 屋根材ごとに塗装時期は異なる?
  • 塗料の種類ごとの耐久年数はどのくらいか知りたい!
  • 屋根の塗料を選ぶ際のポイントについて知りたい!
  • 屋根塗装が必要な劣化症状について詳しく教えて!

普段あまり目にすることのない屋根ですが、最も紫外線や雨の影響を受ける劣化の激しい場所のため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

ここでは、屋根のメンテナンスについて、塗装のタイミングや使用する塗料、屋根材の種類などを紹介しています。

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屋根塗装の耐用年数は?

屋根には屋根剤を保護するために塗装が施されています。

しかし紫外線や雨などにより、どうしても劣化してしまうため、定期的に塗装をする必要があります。

何年を目安に塗り直しを行えばいいのでしょうか。

屋根塗装の耐用年数の目安は約10〜15年

屋根塗装の耐用年数は、使用している塗料や環境にもよりますが10〜15年と言われています。

しかし、雪の多い北海道と直射日光が強い沖縄では、同じ塗料であっても耐用年数は大きく変わってしまうでしょう。

耐用年数はあくまで目安としてとらえ、早め早めのメンテナンスが理想です。

外壁はご自身でも確認することができますが、屋根は状態を確かめるのが難しく、前回の塗装から何年経ったかを把握しておくことが必要です。

耐用年数とは

耐用年数とは塗料の効果や機能を十分に発揮できる年月のことです。
各塗料メーカーが独自に試験を行い、その結果に基づいて商品に明示しています。

 

屋根材ごとに塗装時期は異なる

屋根材はさまざまな種類・材質があり、メンテナンスの時期もそれぞれ違っています。

屋根材 塗り替えの目安
トタン 5~10年
スレート 5~10年
セメント瓦 5~10年
ガルバリウム銅板 10~25年
粘土瓦 塗り替え不要

トタン

昔ながらの古い家屋や、ガレージや駐輪場などに使用されているのがトタン屋根です。

亜鉛メッキ鋼板でできた屋根材で、軽く施工が容易いことが大きなメリットです。

一方で耐熱性や防音性が低く、近年の一般住宅で使用されることはほとんどありません。

雨漏りしにくく耐久年数も30〜60年程度と非常に長いですが、塗膜が剥がれると一気に劣化がすすんでしまうため定期的な塗装が必要です。

塗装は5〜10年に一度行うようにしましょう。

スレート

軽量で耐震化も期待できる、平たい形をした板状の屋根材です。

一般住宅でも多く使用されていますが、耐久性や防水性はあまり高くないため、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。

塗装は5年〜10年に一度程度行います。

屋根材自体の耐用年数は20〜25年程度となっており、それを目安に屋根の葺き替えが必要です。

セメント瓦

30年〜40年程度と比較的長い耐用年数があり、かつては一般住宅で主流の屋根材でした。

コストは安く抑えられますが、衝撃に弱く割れやすいというデメリットがあります。

セメント瓦は頑丈そうに見えますが、表面の塗装が劣化すると、瓦本体も劣化がすすみ、破損しやすくなってしまうため、5年〜10年を目安にこまめな塗装が必要です。

ガルバリウム銅板

海外から持ち込まれた金属製の屋根材です。

軽量たなため家屋への負担が少なく耐震性も期待できるため、日本の家屋にも多く取り入れられるようになりました。

耐久性にも優れていて、見た目にもおしゃれに仕上がります。

屋根材自体の耐用年数は30〜40年程度です。

屋根塗装のサイクルは他の屋根材と比べて長く、10〜25年程度が目安となっています。

ただ耐熱性や防音性が低いため、必要に応じて断熱・防音の施工が必要となる点には注意が必要です。

粘土瓦

古くから日本家屋に使われてきた瓦です。

1番のメリットは耐久性が高いことです。一般的に50〜100年程度の耐用年数があると言われています。

瓦自体が劣化しにくいため、他の屋根材のように塗装の必要がない点も、大きな魅力的です。

デメリットとしては重量が重いので家屋への負担が大きいことや、デザイン面で使用できる家屋が限られてしまうことがあげられます。

 

塗料ごとに耐久年数は異なる

屋根塗装は出来るだけコストを抑えて行いたいと考える方が多いのではないでしょうか。

基本的に価格の高い塗料は、耐用年数が長くなっています。

安い塗料を使うと1回にかかる費用は抑えられますが、早いタイミングで再塗装が必要となってしまいます。

長期的な視点でみると塗り替え頻度を減らせる、耐用年数の長い塗料を使う方がコストを抑えることができます。

屋根塗装で使用されるのは、主に下記のような塗料になります。

 
塗料の種類 耐久年数
アクリル塗料 約5年〜7年
シリコン塗料 約10年〜13年
フッ素塗料 約15年〜20年
無機塗料 20年以上

以下ではかく塗料の特徴を紹介していきます。

アクリル塗料

アクリルを主成分とした塗料で、屋根塗装の主流となっていた時期もありました。

耐用年数が長くないため、短いサイクルでの塗装工事が必要なことや、汚れやすいデメリットもあり、近年はあまり使われなくなりました。

耐用年数が短い分、価格は安く1回にかかるコストは抑えることができます。

シリコン塗料

多くの家屋で使用されている、コストと耐用年数のバランスがいい塗料といえるでしょう。

耐用年数は10年以上とそれなりに長く、色落ちもしにくい点も人気の理由のひとつです。

防汚性や耐熱性のあるものなど、さまざまな性能を兼ね備えた塗料も開発されており、ご自身の求めるニーズにあった塗料を選択できます。

フッ素塗料

耐用年数は15〜20年と比較的長いと言えますが、価格は高い塗料のひとつです。

フッ素塗料は、耐用年数が長いだけではなく、耐熱性・防汚性・耐候性・不燃性などにも優れた非常に優秀な塗料です。

近年、人気が高まっています。

無機塗料

紫外線に強く、長期間艶のある美しい状態を保つことができる人気の塗料です。

最も耐用年数が長く、価格は高いですが、フッ素塗料と同様に高い耐熱性・防汚性・耐候性・不燃性などを併せ持つ優秀な塗料です。

価格が高いのがデメリットと言えるかもしれませんが、30年、40年といった長期サイクルで考えると他の塗料よりもメンテナンスコストは安く抑えられます。

 

屋根の塗料を選ぶ際のポイント

ここでは、ご自宅の屋根に最適な塗料を選ぶポイントをいくつ紹介しています。

コストパフォーマンスを考える

コストパフォーマンスを考える場合には、「何年先までその家に住む予定なのか」「売却や建直しの予定があるのか」なども考えなければなりません。

もしも10年程度先には建直しや引っ越しを検討しているのであれば、10年の耐用年数がある塗料を選べばいいでしょう。

今後もずっと住み続けるのであれば、出来るだけ耐用年数の長い塗料を選んだほうが、コストパフォーマンスがよく、塗装工事に関わる面倒も少なくて済みます。

屋根塗装と外壁塗装の劣化するタイミングを合わせる

屋根塗装と外壁塗装では、足場の設置や養生などが必ず必要になります。

まとめてに塗装することで、これらの費用を抑えることができます。

そのために気をつけたいのが、塗料のグレードです。

外壁に比べ屋根は劣化スピードが速く、同じ塗料を使用した場合には屋根が先に塗装時期を迎えてしまいます。

外壁と屋根の工事のタイミングを合わせるためには、屋根には外壁に使用する塗料より少しグレードの高いものを使用することです。

そうすることで再塗装のタイミングを合わせることができます。

屋根塗装の行う目安は劣化症状

屋根の塗装は劣化状況に応じて、塗装のタイミングを決めるようにしましょう。

以下の劣化症状が見られる場合には、早めに塗装工事や修繕工事を検討することが求められます。

  • 色褪せ
  • カビ・コケの発生
  • 屋根材のひび割れ
  • 塗膜の剥がれ
  • 錆び
  • 屋根材の破損

外壁などはご自身でも目視で劣化状況を確認できますが、屋根を確認するのはなかなか難しいです。

ご自身で屋根に登る行為は、怪我のリスクも大きく大変危険なため、専門の業者に調査を依頼するようにしましょう。

下記では各劣化症状について詳しく解説していきます。

色褪せ

屋根の色褪せは劣化の初期症状です。塗装されている屋根には起こる症状です。

すぐに重大な問題が起こることはありませんが、気をつけて劣化の進み具合を確認していくことが必要です。

カビ・コケの発生

カビやコケについては、年度瓦やセメント瓦で起こりやすい症状です。

高圧洗浄などでとれる場合もありますが、難しい場合には塗装する必要があります。

美観を損なうのに加えて、カビやコケは嫌な臭いが発生するため早めに対処しましょう。

屋根材のひび割れ

屋根材の下には防水シートが敷き込まれている場合が多く、雨漏りに直結することはないかもしれませんが、ひび割れについては早めの修繕工事が必要です。

雨が染み込みやすくなり、防水シートへの負担が増えてしまいます。

ひび割れのない部分でも、劣化がすすんでいる状況と言えるので、塗装や補修を検討しましょう。

塗膜の剥がれ

塗膜の剥がれは、劣化症状のひとつです。

塗膜が屋根材を保護する力が失われているため、屋根材自体の劣化も加速します。

屋根材が劣化してしまえば、塗装ではなく屋根の葺き替えなどが必要となってしまい、補修にかかる費用も大きくなってしまいます。

そうならないためにも、早めに再塗装を行うことが必要です。

錆び

トタンやガルバリウム銅板など、金属製の屋根材で発生します。

錆びは徐々に屋根材にダメージを与え、最終的に穴をあけてしまったり、ボロボロになってしまったりするので、早めに補修するようにしましょう。

錆が小さければ塗装工事で補修することが可能です。

屋根材の破損

どのような屋根であっても、屋根材が破損しているのを見つけた場合には、早急に補修する必要があります。

雨漏りが発生した場合も、屋根材の破損を疑って調査することになります。

屋根材が破損している場合には、塗装だけで補修することは難しくなります。

屋根塗装をするおすすめの時期

結論からいうと、おすすめ時期は春です。

梅雨や台風シーズンは、雨によって予定通り施行できなかったり、乾燥に時間がかかったりという不具合が出やすくなります。

寒すぎる場合には、塗料が乾燥・硬化しにくくなってしまいます。

また気温が35度を超える真夏には、塗膜に気泡が発生してしまうため、避けるほうが良いとされています。

春以外に施行できないということではありませんが、塗料が最も良い性能を発揮できる屋根塗装をするためには、春の安定した気候の中で行うことが理想的です。

屋根塗装の費用を抑えるポイント

いくつかのポイントを押さえて屋根塗装をすることで、費用を抑えることができるかもしれません。

ここでは費用を抑えるためのポイントを紹介しています。

費用を抑えるポイント

  • 相見積もりをとる
  • 繁忙期は避ける
  • 屋根塗装と外壁塗装は同時に行う
  • 自社施工会社に依頼する

相見積もりをとる

屋根塗装業者を決める際には、必ず複数者から話を聞くようにしましょう。

特に下記の点に気をつけて話をきくと、コストを抑えトラブルを避けることができます。

  • 値段が安すぎたり、高すぎる業者は避ける
  • 見積書に使用する資材の商品名・メーカー名などが具体的に書かれているか
  • 見積書の中で「一式」という表記が多くないか

塗装業者の中には、手抜き工事をしたり、高額請求を行ったりする悪徳業者と呼ばれる業者も存在します。

見積書には、塗料の名前や使用量、施工方法などが事細かに記載されていることを確認し、価格が適切かを確認することで、悪徳業者を避けることができます。

また業者によって、提案する塗料のグレードが違っていたり、同じ塗装内容でも金額が違っていたりすることが珍しくありません。

ご自身の希望にあった信頼できる業者を見つけましょう。

繁忙期は避ける

屋根塗装に最も適しているのは気候の安定している春ですが、一般的に繁忙期と言われているのは夏から秋にかけての季節になります。

当然ながら繁忙期は依頼が増え、価格もやや高くなる傾向があります。

春は年度がわりの忙しい季節ではありますが、屋根塗装においては適した気候であり、繁忙期を避けられます。

スケジュール調整ができるのであれば、春の屋根塗装がおすすめです。

屋根塗装と外壁塗装は同時に行う

屋根塗装と外壁塗装はどちらも定期的に行う必要があります。

これらを同時に行うことで、足場設置にかかる費用やその他の諸費用を抑えることができます。

塗料選びのポイントでもお伝えしたように、同じ塗料を使用した場合、屋根の方が圧倒的に劣化が速く、屋根だけを先に塗装することになってしまいます。

工事のタイミングを合わせるためにも、屋根塗装には外壁塗装に使用する塗料よりも耐用年数が長いものを選ぶようにしましょう。

自社施工会社に依頼する

ゼネコンと呼ばれる総合建築会社や工務店、ホームセンターなどへ屋根塗装を依頼した場合、実際の工事施工は下請け会社に委託されることが少なくありません。

そうすると、中間マージンがのせられ、同じ工事であってもやや高い金額が請求されてしまいます。

費用を抑えるためには、自社施工の会社に依頼しましょう。

自社施工であっても、職人の腕がいまいちということもありますので、施工業者の実績や経験も事前に確認することも大切です。

まとめ

屋根塗装の耐用年数についてまとめると、

  • 屋根塗装の目安は10年〜15年と言われている
  • 屋根材によって、塗装時期の目安も異なる
    • トタン/スレート/セメント瓦 5〜10年
    • ガルバリウム銅板 10〜25年
    • 粘土瓦 塗装が不要
  • 屋根塗装に使用される塗料は、耐用年数が長くなると価格も高額となる
  • 耐用年数の長いものを使用した方が、最終的なコストは下げられる
  • 屋根は劣化症状を確認するのが難しいため、専門業者に依頼する必要がある
  • 劣化症状が確認された場合には、早めにメンテナンスを検討する
  • 屋根塗装の費用を抑えるポイントは、
    • 相見積もりをとる
    • 繁忙期を避ける
    • 屋根塗装と外壁塗装を同時に行う
    • 自社施工の会社に依頼する

となります。

屋根塗装を行わない場合、雨漏りのリスクが上がってしまうため、定期的に屋根塗装を行うようにしましょう。

塗料や業者を的確に選ぶことで、費用は抑えることが可能です。

費用を抑えて、お家を安全で快適に保つようにしましょう。

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