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外壁塗装をDIY工事をするためには

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外壁塗装をDIY工事をするためには

外壁塗装をDIY工事をするためには

2024/06/20

DIYによる外壁塗装は一見大変そうですが、実は自分で挑戦できます。ただし一面塗装と全面塗装では、必要な道具や作業の難易度が変わるため注意が必要です。この記事では、DIYで初めて外壁塗装を試す方向けに、そのメリット・デメリット、注意すべきポイント、DIYでの手順と必要な道具について詳しく解説します。

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DIYによる外壁塗装のメリット・デメリット

DIYでの外壁塗装には様々なメリット・デメリットがあります。それらを把握することで、トラブルを防ぐことが可能です。

DIYで外壁塗装をするメリット

DIYで外壁塗装を行う際のメリットとして、特に次の2点が挙げられます。

コストを抑えることが可能

自分の好みに合わせたデザインにできる

コスト削減の可能性

通常、30坪の住宅の外壁塗装を業者に頼むと、70万円から100万円以上もの費用がかかることが一般的です。しかし、DIYであれば、道具を全て新しく揃える場合でも、数万円から十数万円で外壁塗装が可能になります。

ただし、一軒家全体の外壁塗装を行う場合には、安全のための足場設置が必要となるため、別途15万円~20万円の費用がかかります。

自由なデザインにできる

DIYでの塗装なら、自分の好きなようにデザインを決めることができます。色を途中で変えたり、絵や文字を描くなど、作業中に思いついたアイデアをすぐに試すことが可能です。これもDIYならではのメリットの一つです。

DIYでの外壁塗装のデメリット

一方、DIYで外壁塗装を行うデメリットも存在します。具体的には以下の3点があります。

・完成までに時間が必要

・品質に難がある

・リスクが高い

手間と時間がかかる

DIYでは、プロと比べると完成までの時間が大幅に長くなることが一般的です。

専門の業者が行う場合、一戸建ての外壁塗装にはおおよそ8日から2週間程度を要します。しかし、初めてDIYに挑戦する場合や、週末だけで作業を行う場合などは、同じくらいの質を目指す3回塗りでは1ヶ月から3ヶ月程度を見ておく必要があります。

品質に問題がある

DIYでは、プロの作業に比べて完成度や塗膜の耐久性に劣ることが多いです。

特に耐久性に関しては、塗装には下地処理、塗料の希釈、塗り方、乾燥時間など多くの知識と手順が求められ、これらにミスがあると期待した耐久性を得られません。

塗装がすぐに剥がれてしまうなど、結果として業者に発注しなければならなくなり、その分余計にコストがかかるという悔いが残ることもあります。

高いリスク

外壁塗装は広範囲の移動を伴う作業であるため、家庭用の脚立や作業台を使って行う場合、落下や事故のリスクが高まります。

安全を確保するためには、足場設置を専門業者に依頼することが現実的と言えます。

外壁塗装を業者に頼む時のお得な方法

DIYによる怪我のリスクや塗装の剥がれによるやり直しのリスクを考慮すると、外壁塗装は業者に依頼することが無難といえます。

そこで、業者に依頼をする際に、できるだけコストを抑える方法として、自治体の助成金や火災保険金の利用がオススメです。

助成金の利用条件

居住地の市区町村によっては、外壁塗装にかかった費用に対して助成金や補助金が提供される場合があります。

最低金額や納税状況などの条件を満たし、事前申請や事後申請を行うと、大半の制度では5万円から20万円程度が支給されます。

火災保険の利用条件

風災や雪害などの災害による損傷が外壁塗装を行うきっかけとなった場合、火災保険が適用される可能性があります。

火災保険が適用された場合、塗装にかかる費用は基本的に全額補償されます。

DIY外壁塗装の注意事項

失敗を避けるためには、DIY外壁塗装の際に注意すべき点があります。

外壁の汚れはきちんと落とす

塗装を始める前には、外壁の汚れを十分に落とすことが必要です。コケやカビ、傷やサビなどが塗料の上にあると、塗膜の耐久性が損なわれます。

乾燥時間を確保する

外壁塗装は通常、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが必要です。

それぞれの塗装工程の前に、前の工程で使った塗料が十分に乾いていることを確認します。そうしなければ、塗料の耐久性や密着性が低下し、塗膜の性能や寿命が十分に発揮されません。

乾燥に必要な時間は気温によって異なりますので、塗料の取扱説明書やカタログを参照しましょう。

余った塗料は適切に処理する

余った水性塗料を水道に流すと、水道が詰まる可能性があります。そのため、専用の固化剤を混ぜてゴミとして捨てるようにします。

また、油性塗料は自然発火の恐れがあるため、水につけてから処分します。

連続した休みを確保する

下塗り、中塗り、上塗りの3工程を行うためには、それぞれに1日以上を確保する必要があります。

3工程を連続して行い、間に汚れがつかないようにすることが理想的です。可能であれば、3連休などを利用して3日間連続で作業を行うことを推奨します。

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以下の場合は塗装業者に依頼を検討しよう

次のような状況では、作業の難易度や安全性を考慮して、DIYを控えて専門の塗装業者に依頼することをお勧めします。

2階以上の部分を塗装する場合

2階以上の部分や2階建て以上の建物全体を塗装する場合は、作業の危険性が増すため、業者に依頼することを推奨します。

家庭用の脚立の高さは3m程度で、2階以上の高さ(5m以上)をカバーするには不適切です。作業が困難になり、リスクも高まります。

自分で塗装作業を行いたいという強い希望がある場合でも、足場の設置や撤去を足場業者に依頼することが可能ですが、レンタル期間に応じて費用がかかり、DIYとしてはコストが高くなります。

また、屋根や雨樋の塗装も必要な場合は、特に業者に依頼することをおすすめします。これらの場所は高所にあり、転落の危険性が高く、怪我のリスクも大きいです。

まとまった休みが取れない場合

既述の通り、塗装の各工程は間をあけずに行うほうが良いため、まとまった休みが取れない場合は、DIY塗装はあまり適していないかもしれません。工程の間に汚れがつくことで、塗膜の耐久性が低下する可能性があります。

DIY外壁塗装の必需品と便利グッズ

DIY外壁塗装を行う際には、必需品と、作業を簡単にするための便利な道具があります。「最低限必要なもの」と「あると便利なもの」の2つに分けてご紹介します。

DIY外壁塗装の必須道具

以下に必要な材料と道具を示します。価格は目安であり、品質やメーカーにより異なります。

・塗料(中・上塗り材): 約5,000円前後(1缶)

水性のものが扱いやすいです。購入前に塗料一缶で何平方メートル塗れるか確認してください。

・下塗り材: 約5,000円前後(1個)

別名「シーラー」等。選び方については後述します。

・塗装用ローラー・受け皿: 600円前後

下塗りと中・上塗りで2セット必要です。

・刷毛: 100円前後

ローラーが届きにくい細かい部分に使用します。

・養生シート: 600円前後(1巻)

塗料を付けたくない箇所を覆うために使用。3~8巻程度必要です。

・外壁用洗剤: 1,500円前後(1個)

塗装前の汚れ落としに使用します。

・外壁掃除ブラシ: 2,000円前後

長い持ち手のものを選びましょう。

・バケツ: 100円前後

外壁の洗浄時にブラシや雑巾をすすぐために使用します。

・ウエス/雑巾: 500円前後

作業を助ける便利な道具

以下の道具は必須ではありませんが、あると作業がスムーズに行えます。

・高圧洗浄機: 12,000円前後

塗装前の洗浄作業が早く、しっかりと行えます。

・充電式スプレーガン: 4,000円前後

仕上がりが安定します。ローラーよりも薄く平らな仕上げになります。

・スクレーパー: 1,600円前後

塗装前の洗浄時に使用。ブラシでは落ちない汚れを剥がす・削る作業に便利です。

・ワイヤーブラシ: 500円前後

塗装前の洗浄で使用。サビ等を削り落とせます。

・サンドペーパー: 700円前後

ワイヤーブラシをかけた跡を滑らかにするために使用します。

・変成シリコンコーキング: 700円前後

外壁のヒビ等を埋める作業に使用します。

・ヘルメット: 1,500円前後

作業中の安全性向上に貢献します。

・防じんマスク: 1,600円前後(10枚)

ゴミや塗料の吸い込み防止に役立ちます。

・ゴーグル: 1,300円前後

塗料などから目を守るために使用します。

・軍手: 100円~

手の保護のために使用します。

・ウエス/雑巾: 500円前後

外壁塗装のDIYで必要な塗料の種類

外壁塗装では、下塗り材と中・上塗り塗料の2つが必要です。

下塗り材

下塗り材は、外壁の下地を保護し、上塗り塗料と下地の密着度を高める役割があります。下塗り材は下地の素材に合わせて3種類あります。

1.シーラー: 下地が塗料を吸い込みすぎるのを防ぎます。

2.プライマー: 金属部用で、さび止め機能を持つものが多いです。

3.フィラー: モルタル・コンクリート用で、弾性があり、塗膜のひび割れを防ぎます。

なお、使用する中・上塗り塗料の製品によっては、一緒に使う下塗り材に指定がある場合があります。

中・上塗り用塗料

下塗り後の中塗り、上塗りに使用します。この塗料は、価格や耐久性により、主に4種類に分けられます。

1.アクリル塗料:1,000~1,500円

5~7年持続。最も安い塗料で、塗り替えにはほぼ使われません。

2.ウレタン塗料:1,500~2,200円

8~10年持続。木製外壁材や雨どいによく使われます。

3.シリコン塗料: 2,500~3,200円

10~15年持続。価格と耐久年数のバランスが取れた塗料で、塗装業者がよく使います。

4.フッ素塗料:3,500~4,500円

15~20年持続。高価ですが、耐久年数が長く、長持ちします。

これから住む予定の年数や、予算の状況に合わせて選びましょう。

DIY用塗料の代表的メーカーには、アサヒペン、ニッペホームプロダクツ、アトムハウスペイント、サンデーペイントなどがあります。

外壁塗装のDIY手順

外壁塗装を自分で行うには、次のような手順で進めます。

1. 洗浄する

塗料がしっかりと密着するためには、まずホースを使って外壁の汚れを洗い流します。コケやカビが発生している場合は、高圧洗浄機を使ってしっかりと洗い流します。洗浄した後はしっかりと乾燥させましょう。

2. 養生する

塗装を行う際には、マスカー、養生シートなどを使って、他の外壁や地面、設備に塗料が付着しないようにします。特に初めて外壁塗装をDIYで行う場合、塗りたくない場所や地面、庭などに塗料が飛び散る可能性があります。

この飛び散りを防ぐために、しっかりと養生することが大切です。

3. 下地を補修する

外壁塗装をDIYで成功させるためには、下地の補修が非常に重要です。

ひび割れが見つかった場合は、水が入るのを防ぐためにコーキングで補修します。この場合、変性シリコンのコーキング材がおすすめです。

4. 下塗りする

下塗りは、下地と上塗り塗料を接着させる役割を果たします。塗料は垂れるほどの量を付けずに、早く塗ることがポイントです。

はけやローラーなどを使用して隅々まで塗り、乾燥時間を確保します。乾燥時間はメーカーによって異なるため、必ずパッケージに記載されている指示を確認してください。乾燥時間を守らないと、塗料の性能が十分に発揮されない可能性があります。

5. 中塗り・上塗りする

中塗りと上塗りでは、上塗り塗料を使用して塗膜を厚くし、耐久性を高めます。さらに一度以上、上塗り塗料を塗ることで、耐久性がさらに向上し、見た目も美しくなります。

まとめ

以上が、外壁塗装をDIYで行うための塗料選び、道具の準備、作業手順、注意点についての説明です。必要な塗料と道具、作業手順を正しく守れば、DIYでも外壁塗装を行うことが可能です。

ただし、2階建て以上の建物や、屋根の塗装は危険が伴うため、DIYを避けて専門の塗装業者に依頼することをおすすめします。注意点をしっかりと守り、安全に外壁塗装のDIYを楽しみましょう。

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