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外壁塗装の耐用年数は30年?塗料の種類や塗り替えのタイミングを解説

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外壁塗装の耐用年数は30年?塗料の種類や塗り替えのタイミングを解説

外壁塗装の耐用年数は30年?塗料の種類や塗り替えのタイミングを解説

2024/06/20

外壁塗装は建物の美観を保つだけでなく、外壁を保護して建物の寿命を伸ばすのに必要な工事です。

しかし、外壁塗装の耐用年数についてはあまり知られていないのが実情です。

外壁塗装の耐用年数は、塗料の種類・建物の立地環境・メンテナンス状況などによって大きく異なります。

一般的には、10〜20年程度とされていますが、適切な塗料選びとメンテナンスを行うことで、より長い耐用年数を実現できます。

そこで本記事では、外壁塗装の耐用年数・塗料別の耐用年数・塗り替えのタイミング・メンテナンス方法などについて詳しく解説します。

外壁塗装の耐用年数を理解し、適切な塗り替えとメンテナンスを行うことで、建物の美観と性能を長期的に維持することができるでしょう。

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外壁塗装の耐用年数は何年?

外壁塗装の耐用年数は、一般的に10〜20年程度です。

ただし、この年数はあくまでも目安であり、実際の耐用年数は、塗料の種類・建物の立地環境・メンテナンス状況などによって大きく異なります。

現行の高品質な塗料を使用し、適切なメンテナンスを行った場合でも、30年以上の耐用年数を実現するのは難しいでしょう。

また、低品質な塗料を使用した場合やメンテナンスを怠った場合は、10年以下で塗り替えが必要になることもあります。

外壁塗装の耐用年数を考える際は、塗料の種類だけでなく建物の立地環境も関係し、沿岸部や大気汚染の激しい地域では、塗膜の劣化が早まる傾向です。

ほかにも日当たりや風通しが悪い場所では、カビや藻の発生が促進され、塗膜の劣化が進行しやすいです。

建物のメンテナンス状況も外壁塗装の耐用年数に大きな影響を与えますので、定期的な清掃やメンテナンスを行うことで、塗膜の劣化を抑制し、耐用年数を延ばすことができます。

しかし、メンテナンスを怠ると塗膜の劣化が加速し、早期の塗り替えが必要になる可能性があります。

外壁塗装の耐用年数は、塗料の種類・建物の立地環境・メンテナンス状況などを総合的に考慮して判断する必要があります。

これらの要因を踏まえて、適切な塗料選びとメンテナンスを行うことが重要です。

外壁塗装における塗料別の耐用年数

外壁塗装に使用される塗料には、さまざまな種類があり、それぞれ耐用年数が異なります。

以下では、代表的な塗料の種類と耐用年数を紹介します。

アクリル塗料

アクリル樹脂塗料は、比較的安価で耐久性と価格のバランスが良いことから、広く使用されている塗料です。

耐用年数は一般的に5〜10年程度とされていますが、高品質なアクリル樹脂塗料を使用し、適切なメンテナンスを行うことで、より長い耐用年数を実現できます。

ウレタン塗料

ウレタン樹脂塗料は、アクリル樹脂塗料よりも耐久性に優れた塗料で、耐用年数は10〜15年程度とされています。

柔軟性があり建物の微細なひび割れにも追従できるため、外壁の保護性能は高いです。

シリコン塗料

シリコン樹脂塗料は、ウレタン樹脂塗料よりもさらに耐久性に優れた塗料です。

耐用年数は15〜20年程度で、優れた耐候性と耐汚染性を持ち、長期的に美観を維持できます。

また、防カビ・防藻効果もあるため、外壁の衛生面でもメリットがあります。

フッ素塗料

フッ素樹脂塗料は、最も耐久性に優れた塗料の一つです。

価格は高いものの、一般的に20〜30年程度と耐用年数は長く、優れた耐候性・耐汚染性・耐薬品性を持ちます。

長期的に美観と性能を維持できるため、過酷な環境下に最適です。

 

塗料別の耐用年数はあくまでも目安であり、実際の耐用年数は建物の立地環境やメンテナンス状況によって異なります。

塗料選びの際は、予算・求める性能・建物の特性などを総合的に考慮し、慎重に塗料を選ぶことが重要です。

外壁塗装の塗り替えタイミング

外壁塗装の塗り替えタイミングは、さまざまな状況で異なります。

塗料の種類によっては5〜30年程度と大きく開きがあるため、まずは建物にどのような塗料が使われているのかを把握しましょう。

また、外壁の状態で判断する場合は、以下のような症状に注目しながら判断しましょう。

チョーキング

チョーキングは、塗膜の表面が粉状に劣化する現象です。

手で触れるとチョークのような粉が付着しますので、判断しやすいです。

ひび割れ

塗膜や外壁材にひび割れが生じる現象です。

放置すると水の浸入や塗膜の剥がれにつながるため、早めの対応が必要です。

剥がれ

外壁材から塗膜が剥がれている状態です。

目に見えてわかりやすく、剥がれが広範囲に及ぶと外壁の保護性能が低下します。

変色・色あせ

塗膜の色が変化や色あせを起こしていれば、劣化のサインです。

美観が低下しているだけではなく、塗膜の耐久性が落ちている場合にみられます。

カビ・藻の発生

外壁の表面にカビや藻が発生する現象です。

放置すると塗膜の劣化を促進するだけでなく、健康被害につながる可能性があります。

 

これらの劣化症状が見られた場合は、早めに専門家に相談し、塗り替えの必要性を判断することが重要です。

劣化が軽微な段階で塗り替えを行うことで、外壁の保護性能を回復できれば、建物の寿命を伸ばせます。

また、定期的なメンテナンスを行うことで、劣化症状の早期発見にもつながります。

年に1回程度を目安に外壁の状態を目視点検し、異常がある場合は専門家に相談しましょう。

外壁のメンテナンスを長持ちさせるには?

外壁塗装の耐用年数を延ばすためには、適切なメンテナンスが欠かせません。

ここでは、外壁のメンテナンスを長持ちさせるためのポイントを紹介します。

定期的な清掃

外壁の汚れを放置すると、塗膜の劣化を促進する可能性があります。

年に1回程度は外壁を水洗いし、汚れを落とすことが重要です。

カビ・藻の除去

カビや藻は塗膜の劣化を促進するだけでなく、建物の美観を損ねます。

発見した場合は、早めに除去することが大切です。

破損部分の補修

外壁の破損部分を放置すると、水の浸入や塗膜の剥がれにつながります。

破損部分を発見した場合は、早めに補修することが重要です。

技術を持った業者による施工

外壁のメンテナンスは、誰でもできるものではありません。

塗装だけではなく、洗浄やコーキングなども技術を持っていなければ、高い品質の工事を提供するのは難しいです。

業者は慎重に選び、信頼できるところへ依頼しましょう。

 

これらのメンテナンスを定期的に行うことで、外壁塗装の耐用年数を延ばすことができます。

メンテナンスの際は、専門家に相談し、適切な方法で行うことが重要です。

また、メンテナンスに使用する薬剤や道具は、外壁の材質や塗料に合ったものを選ぶ必要があります。

定期的なメンテナンスを行い、外壁の劣化を早期に発見・対処することで、外壁塗装の耐用年数を最大限に引き出しましょう。

外壁塗装における法定耐用年数と税務上の処理方法

外壁塗装には、税務上の法定耐用年数が定められています。

法定耐用年数とは、減価償却資産の耐用年数を法律で定めたものであり、外壁塗装の法定耐用年数は内容によって異なります。

外壁塗装を行った場合、税務上は以下のような処理を行います。

  • 外壁塗装費用は、「修繕費」として処理する
  • 修繕費は、発生した事業年度の経費として、一括して損金算入する
  • 資本的支出に該当する場合は「建物付属設備」として資産計上し、決減価償却を行う

外壁塗装が資本的支出に該当するかどうかは、以下のような基準で判断します。

  • 外壁塗装によって建物の価値が増加する場合
  • 外壁塗装によって建物の耐用年数が延長する場合
  • 外壁塗装の金額が建物の取得価額の10%を超える場合

資本的支出に該当する場合は、外壁塗装費用を「建物付属設備」として資産計上し、減価償却を行います。

減価償却費は、毎年一定額を損金算入することができます。

一方で資本的支出に該当しない場合は、外壁塗装費用を「修繕費」として処理します。

修繕費は発生した事業年度の経費として、一括して損金算入ができます。

外壁塗装の税務処理は、建物の種類・用途・外壁塗装の内容などによって異なる場合があります。

税務処理を適切に行うためには、税理士など専門家に相談しましょう。

まとめ

外壁塗装の耐用年数に影響を与える要因・塗料別の特性・塗り替えのタイミング・メンテナンス方法などについて詳しく解説しました。

外壁塗装の寿命は、使用する塗料の種類・建物の立地条件・メンテナンス状況などによって大きく異なりますが、適切な塗料選定とメンテナンスを行うことで、より長い耐用年数を実現することができます。

外壁塗装の耐用年数を正しく理解し、適切な時期に塗り替えを行うことが重要です。

また、定期的なメンテナンスを行うことで、外壁の美観と性能を長期にわたって維持できます。

・外壁塗装の耐用年数は、一般的に10〜30年程度とされているが、塗料の種類や建物の立地条件、メンテナンス状況などによって異なる。

・外壁塗装で使用した塗料の種類によって塗耐用年数は異なるため、塗り替えを検討するには塗料に何をつかたのか把握しておく必要がある

・外壁塗装の塗り替えタイミングは、チョーキング・ひび割れ・剥がれ・変色・色あせ・カビや藻の発生などの劣化症状を目安に判断する。

・定期的な清掃やカビ・藻の除去、破損部分の補修、植栽の管理、塗膜の保護などのメンテナンスを行うことで、外壁塗装の耐用年数を延ばすことができる。

・外壁塗装の税務上の法定耐用年数は条件によって異なり、修繕費か資本的支出かによって税務処理方法は変わる

外壁塗装は、建物の美観と性能を長期にわたって維持するために重要な役割を果たしています。

外壁塗装の寿命を正しく理解し、適切な塗料選定とメンテナンスを行うことで建物の価値を高め、長期的な維持管理コストの削減につなげましょう。

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