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外壁塗装のDIYはしてもいい?|失敗しない方法と自分でできるポイントを解説

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外壁塗装のDIYはしてもいい?|失敗しない方法と自分でできるポイントを解説

外壁塗装のDIYはしてもいい?|失敗しない方法と自分でできるポイントを解説

2024/06/20

外壁塗装は、建物の美観を保ち、外壁を保護するために重要な作業です。

プロの塗装業者に依頼するのが一般的ですが、コストを抑えたい場合や、自分で手を加えたい場合には、DIYでの外壁塗装を検討する人もいるでしょう。

しかし、外壁塗装のDIYには、準備や手順、塗料の選択など、さまざまな点で注意が必要です。

失敗すると、外観が悪くなったり、外壁の保護機能が低下したりする可能性があります。

外壁塗装のDIYを検討するにあたっては、必要な道具や材料、手順、注意点などを十分に理解しておくことが重要です。

本記事では、外壁塗装のDIYに必要な道具や手順、使用する塗料の種類、メリットとデメリットなどを詳しく解説します。

また、外壁塗装を業者に依頼すべきケースや、DIYを成功させるポイントも紹介するので、外壁塗装のDIYを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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外壁塗装のDIYで準備すべき道具

外壁塗装のDIYを行う際は、適切な道具を準備することが重要です。

必要な道具を揃えることで、作業の効率が上がり、仕上がりの質も向上します。

以下は、外壁塗装のDIYで準備すべき主な道具です。

塗料

外壁の材質や目的に応じた塗料を選択します。

外壁塗装に適した塗料には、アクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料、フッ素塗料などがあります。

刷毛やローラー

塗料を塗る道具で、外壁の材質や塗料の種類に適したものを選びます。

刷毛は狭い範囲や細かい部分の塗装に適しており、ローラーは広い面積を効率的に塗装するのに適しています。

脚立や足場

高い位置の塗装に使用する道具のため、安全性の高いものを選びましょう。

脚立は高さが2~3mまでの塗装に適しており、それ以上の高さには足場の設置が必要です。

マスキングテープ

塗装したくない部分を保護するために使用します。

窓枠・戸袋・雨樋など、塗装したくない部分に貼り付けます。

サンドペーパー

塗装前の下地処理で使用します。

古い塗膜を削ったり、表面を平滑にしたりするのに使用します。

養生シート

塗装したくない部分の保護に使用します。

地面・植栽・周囲の建物などに養生シートを敷き、塗料の飛散を防ぎます。

清掃用具

塗装前の外壁の清掃に使用します。

ホース・ブラシ・洗剤などを使って、外壁の汚れを落とします。

これらの道具は、ホームセンターで購入することができます。

外壁塗装のDIYでは、これらの道具以外にも、塗装用の手袋・マスク・保護メガネなどの安全対策用品も必要です。

安全対策の重要性

外壁塗装のDIYでは高所での作業が必要になこともあるため、安全対策を十分に行い、事故を防ぐことが重要です。

脚立や足場を使用する際は、安定した場所に設置し、転倒防止策を講じましょう。

脚立の設置場所は平らで固い地面を選び、足場は建物の周囲に十分なスペースがあり、安定した地面に設置します。

また、ヘルメットや安全帯の着用も欠かせません。

高所での作業ではヘルメットを被り、安全帯を取り付けて転落を防ぎます。

ほかにも塗料や溶剤を使用する際は、換気を十分に行ながらマスクや手袋を着用し、直接肌に触れないようにしましょう。

塗料や溶剤には、有機溶剤が含まれている場合があります。

有機溶剤を吸引すると、頭痛・めまい・吐き気などの症状が現れる可能性があり、肌に触れるとかぶれや炎症を起こすこともあります。

そのため換気を十分に行ってマスクを着用することで有機溶剤の吸引を防ぎ、手袋を着用することで、直接肌に触れないようにしましょう。

安全対策を怠ると、事故やケガにつながる可能性があります。

外壁塗装のDIYでは安全対策を最優先に考え、必要な対策を講じることが重要です。

外壁塗装をDIYする手順

外壁塗装をDIYする場合、まず流れを把握していなければなりません。

また作業の中でも気をつけたいポイントがあるので、それぞれ紹介します。

一般的な手順

外壁塗装のDIYを成功させるには、適切な手順を踏むことが重要です。

以下は、外壁塗装のDIYの一般的な手順です。

  • 準備

    必要な道具を揃え、安全対策を講じます。

    外壁の材質や塗料の種類に適した道具を準備し、ヘルメット・脚立・足場なども使いましょう。

  • 清掃

    外壁の汚れを落とし、塗装前の清掃を行います。

    ホース・ブラシ・洗剤を使って、外壁の汚れを落とします。

  • 補修

    ひび割れや欠損部分を補修します。

    シーリング材の充填や欠損部分には補修材を使用し、平滑に仕上げます。

  • 養生

    塗装したくない部分をマスキングテープや養生シートで保護します。

    窓枠・戸袋・雨樋など、塗装したくない部分にマスキングテープを貼り付けます。

    地面・植栽・周囲の建物には、養生シートを敷きましょう。

  • 下塗り

    塗装の密着性を高めるために、下塗り塗料を塗ります。

    外壁の材質に適した下塗り塗料を選び、刷毛やローラーを使って塗ります。

  • 上塗り

    必要な回数だけ上塗り塗料を塗ります。

    外壁の材質や塗料の種類に適した上塗り塗料を選び、刷毛やローラーを使って塗ります。

    一般的に、2~3回の上塗りが必要です。

  • 仕上げ

    養生を取り除き、周囲を清掃します。

    マスキングテープや養生シートをきれいに剥がし、塗料の付着物を取り除きます。

  • 以上の手順を踏まえて丁寧に作業を行うことで、外壁塗装のDIYができます。

    ただし、外壁塗装のDIYには、一定の技術と経験が必要です。

    初めての方は、小さな範囲から始めて、徐々に範囲を広げていきましょう。

    下地処理の重要性

    外壁塗装では、外壁の清掃・補修・サンディングなどの下地処理が重要です。

    下地処理が不十分だと塗料の密着性が低下し、剥がれや割れが発生する可能性があります。

    そこで外壁の汚れを落とせば塗料は外壁材に直接密着し、ひび割れや欠損部分を補修することで、塗膜の下地が平滑になり、より密着性を高められます。

    また、サンディングを行うことで古い塗膜を削り、表面を平滑にすることができます。

    外壁の材質に応じた適切な方法で下地処理を行うことで塗装の耐久性は向上しますので、DIYをする際は下地処理に十分な時間をかけ、丁寧に行うことが重要です。

    外壁塗装で使う塗料の種類

    外壁塗装で使用する塗料は、大きく分けて以下の4種類があります。

    以下では、それぞれの特徴を解説します。

    塗料の種類 特徴
    アクリル塗料 耐久性と価格のバランスが良く、広く使用されています。
    乾燥が早く、耐候性も良好です。
    ウレタン塗料 耐久性と耐候性に優れており、価格が高めです。

    柔軟性があり、ひび割れにも追従します。
    シリコン塗料 耐久性と耐候性に優れ、防カビや防藻効果もあります。

    高い透湿性を持ち、外壁の湿気を外に逃がします。
    フッ素塗料 他の3種に比べると、高い耐久性と耐候性を保ちます。
    性能に比例して価格が高めです。

    塗料の選択は、予算・求める性能・外壁の材質などを考慮して行います。

    DIYで使用する場合は、扱いやすさも重要な基準です。

    塗料の選び方

    塗料選びで重要なのは、外壁の材質や環境条件に適した塗料を選ぶことです。

    木部の外壁には、木部用の塗料を選ぶ必要があります。

    木部用の塗料は、木材の呼吸を妨げずに、水分の浸入を防ぐ効果があります。

    コンクリートやモルタルの外壁には、アルカリ性に強くコンクリートとの密着性が高いコンクリート用の塗料を選びましょう。

    また、環境条件も塗料選びに影響します。

    日光や紫外線が強い地域では耐候性の高い塗料を選ぶ必要があり、沿岸部など塩害の影響がある場合は耐塩害性の高い塗料を選びます。

    塗料の選択で迷った場合は、相談するのも良いでしょう。

    外壁の材質や環境条件に適した塗料を選ぶことで、外壁塗装の耐久性が向上します。

    外壁塗装のDIYによるメリット・デメリット

    外壁塗装のDIYには、メリットとデメリットがあります。

    以下は、主なメリットとデメリットです。

    デメリット
    • 手間と時間がかかる
    • 仕上がりにムラが出る可能性がある
    • 安全面でのリスクがある
    メリット
    • コストを抑えられる
    • 自分のペースで作業できる
    • 愛着が湧く

    メリット

    コストを抑えられる

    業者に依頼するよりも、費用を抑えることができます。

    塗料や道具の費用は必要ですが、依頼によってかかる人件費は大幅に抑えることが可能です。

    自分のペースで作業できる

    休日や空いた時間を利用して、自分のペースで作業を進められます。

    時間に余裕があれば、細かい部分までこだわって塗装できます。

    愛着が湧く

    自分で塗装することで、家への愛着が湧きます。

    自分の好みを直接反映できるため、思い入れもより強くなるでしょう。

    デメリット

    手間と時間がかかる

    外壁塗装は手間と時間のかかる作業です。

    準備・養生・片付けなど、塗装以外の作業も必要です。

    仕上がりにムラが出る可能性がある

    技術や経験がなければ、プロのような仕上がりを得るのは難しいでしょう。

    塗装の経験が浅い場合、ムラが出る可能性があります。

    安全面でのリスクがある

    高所の作業がある場合は、安全面でのリスクがあります。

    脚立や足場の設置・高所での作業には、注意が必要です。

    まずDIYによる外壁塗装は、メリットとデメリットを理解したうえで、検討することが重要です。

    挑戦する際は安全面に十分注意しながら無理のない範囲で行い、難しい場合は業者に依頼しましょう。

    外壁塗装を業者に依頼すべきケース

    外壁塗装のDIYは、コストを抑えられるメリットがありますが、全ての場合に適しているわけではありません。

    以下のようなケースでは、業者に依頼することをおすすめします。

    高所での作業が必要な場合

    外壁塗装は安全面のリスクが高いため、業者に依頼することをおすすめします。

    なかでも高所の作業には、専門的な知識と経験が必要です。

    大規模な塗装が必要な場合

    大規模な塗装は時間と手間がかかるため、業者に依頼した方が効率的です。

    特に屋根を含めた戸建て住宅全体の塗装であれば、業者に任せましょう。

    経験や知識が不足している場合

    外壁塗装の知識や経験が不足している場合は、仕上がりにムラが出る可能性があります。

    満足のいく仕上がりを得るには、業者への依頼をおすすめします。

    品質を重視する場合

    高品質な仕上がりを求める場合は、業者に依頼しましょう。

    プロの業者は、豊富な経験と高い技術力を持っています。

    自分の技術力・作業の規模・求める品質などを考慮して、DIYと業者依頼を使い分けることが重要です。

    DIYで外壁塗装に挑戦する場合は、自分の技術力や経験に合わせて、無理のない範囲で行いましょう

    まとめ

    外壁塗装のDIYは、コストを抑えられるメリットがある一方で、手間と時間がかかり、仕上がりにムラが出る可能性もあります。

    外壁塗装のDIYを検討するにあたっては、必要な道具・材料・手順・注意点などを十分に理解しておくことが重要です。

    ・外壁塗装のDIYを行う際は、適切な道具を揃え、安全対策を講じることが重要

    ・外壁塗装のDIYでは下地処理を丁寧に行い、適切な塗料を選ぶ

    ・外壁塗装のDIYには、コストを抑えられるメリットがある一方で、手間と時間がかかるデメリットもある

    ・高所での作業や大規模な塗装が必要な場合は、業者に依頼することも検討する

    ・外壁塗装のDIYを成功させるには、適切な準備・下地処理・丁寧な塗装・適切な養生がポイント

    ・外壁塗装のDIYで失敗しないためには、小さな面積から始め、天気の良い日に行い、取扱説明書を熟読する

    外壁塗装は建物の美観を保ち、外壁を保護するために重要な作業です。

    DIYをする場合は、自分の技術力・作業の規模・求める品質などを考慮して、慎重に検討することが大切です。

    もし不安がある際は、プロに任せることも考えましょう。

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