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マンションの大規模修繕工事の費用相場 | 費用を抑えるポイントも紹介

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マンションの大規模修繕工事の費用相場 | 費用を抑えるポイントも紹介

マンションの大規模修繕工事の費用相場 | 費用を抑えるポイントも紹介

2024/06/21

マンションの大規模修繕(小規模・中規模)工事の費用相場

  • 1回目・2回目・3回目の修繕費用の相場について知りたい!
  • 費用を抑えるポイントはある?
  • 大規模修繕に利用できる助成金について知りたい!

マンションを含むあらゆる建物は、経年によって設備が劣化し、定期的な修繕工事が不可欠です。

なかでも、10~15年ごとに実施される工事を「大規模修繕」と呼びます。

大規模修繕は、単なる住環境の維持だけでなく、建物の資産価値を維持する重要な工事です。

工事にかかる費用や期間は、マンションの規模や劣化状況によって異なります。

一度に広範囲を修繕する必要があるため、修繕費用は高額になるでしょう。

マンションの大規模修繕にかかる費用や工事期間について「詳細を知りたい」という方もいらっしゃるでしょう。

ここでは大規模修繕に関する費用相場や、費用を抑えるポイントについて詳しくご紹介します。

計画段階からしっかりとした情報を把握し、スムーズな進行と予算の適正な管理を行えるよう、ぜひ参考にしてみてください。

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マンションの大規模修繕とはどのようなもの?

マンションにおける大規模修繕は、定期的に行われる大規模な修繕工事を指します。

10~15年のサイクルで実施され、修繕工事に必要な膨大な費用は居住者が修繕積立金を積み立て、大規模修繕工事に充てる仕組みが一般的です。

大起修繕工事は建物の劣化部分を修理・交換するだけでなく、マンション全体の老朽化を防ぐ目的で行われます。

足場を組むなどの大掛かりな工事だけでなく、日常的な不具合に対処する小規模修繕も含まれます。

雨漏りや水漏れなどの問題に対処することで、建物を長寿命かつ安全で快適なものに保つことが期待されるのです。

定期的なメンテナンスを実施することで美観を維持するだけでなく、建物の安全性や快適性を確保することが可能です。

大規模修繕では、専有部分を除いたマンション全体の共用部分が対象となるため、長きににわたり修繕工事が行われる場合もあります。

居住者や管理組合は、工事計画を透明性を持って説明し、協力し合うことで円滑な進行と住環境の向上を期待できるでしょう。

マンション大規模修繕の費用相場

12~15年に1度行われるマンションの大規模修繕工事には、それなりの費用がかかります。

一般的に新築から10年以上が経過した時点で実施されるため、新築マンションに住んでいる方にとって「費用についてよく分からない」という方がほとんどです。

国土交通省が2021年に行った調査によれば、大規模修繕工事の費用相場は1戸あたり約75~125万円が平均と公表されています。

ただし、マンションの規模によって価格も変動するため、具体的な費用については詳しい確認が必要です。

大規模修繕工事の費用に関する調査によると、1戸における負担割合は以下のとおりです。

  • 75~100万円負担割合…30.6%
  • 100~125万円負担割合…24.7%
  • 50~75万円負担割合…13.8%

最も多い費用相場は、75~100万円です。

ただし大規模修繕工事は1回のみではなく、数十年にわたり定期的に行われるため、回数が増えるごとに費用相場も変動していきます。

回数ごとの費用相場

大規模修繕工事は、12~15年の周期で行われます。

しかし、2回目や3回目以降では築年数が経過していくため、修繕よりも新しい部材への交換も多くなります。

1戸あたり回数別の費用相場は、下記のとおりです。

回数 費用相場
1回目 100万円
2回目 97.9万円
3回目 80.9万円

ただし上記は平均値であり、修繕箇所や必要な工事内容によっては、100万円以上かかる場合もあります。

費用相場は変動的であり、3回目以降はリフォームを検討する可能性もあるため、大規模修繕工事を行う際は慎重な計画が必要です。

大規模修繕工事における工事内容別の費用相場

マンションの大規模修繕において、工事内容によって費用相場が大きく変動します。

大規模修繕工事全体に必要な費用だけではなく、工事内容別の費用についても確認していきましょう。

足場工事

足場を組み立てる場合や散乱シートを使用する場合、1平方メートルあたり600~1,500円が相場です。

ただし、足場の種類によって費用が異なりますので、注意が必要です。

外壁塗装

外壁を塗装する際の費用相場は、1平方メートルあたり3,000~7,000円ほどです。ただし塗装の種類によって変動するため、以下を参考にしてみてください。

塗装の種類 費用相場
シリコン塗装 1平方メートルあたり3,000~4,000円
光触媒やセラミック 1平方メートルあたり5,000円以上

防水工事

防水工事の費用相場は使用する資材によって変動しますが、それぞれの費用は以下のとおりです。

防水の種類 費用相場
ウレタン防水 1平方メートルあたり3,500~6,000円
アスファルトやシート防水 1平方メートルあたり3,000~6,500円

排水関係

排水関係の工事では、1棟あたりの平均費用は70~200万円前後です。

特にパイプの交換には時間がかかるため、大規模修繕工事の際に行うことが一般的です。

各工事ごとの費用相場を参考にしながら、具体的な大規模修繕計画を立てていくと良いでしょう。大規模修繕工事の内容や必要性に合わせて予算を考慮し、専門家のアドバイスも得ながら計画を進めることが重要です。

大規模修繕に必要な期間

マンションの大規模修繕工事に関する期間は、主に以下の2つに分かれます。

  • 計画立案から工事が始まるまでの期間
  • 工事開始から完了までの期間

それぞれの詳細な期間と、注意点についてご紹介いたします。

計画立案から工事が始まるまでの期間

大規模修繕工事の計画は、管理組合による総会での承認が必要です。

また、工事を依頼する際には詳細な工事計画を作成し、それをもとに施工会社へ見積もりを依頼する必要があります。

そのため大規模修繕工事の計画は、1年前から計画を検討していかなければなりません。

この期間で管理組合による総会が開催され、修繕工事の計画が承認されます。

総会での承認を得た後、工事の計画表が詳細に作成され、管理組合に提出されます。

同時に、複数の施工会社から見積もりを受け、最適な会社を選定していく必要があるでしょう。

工事開始から完了までの期間

実際の修繕工事が開始されてから完了するまでの期間は、マンションの規模によって異なります。

以下は、一般的な目安です。

マンションの規模 期間の目安
小規模マンション おおよそ3~4ヶ月
中規模マンション おおよそ4~6ヶ月
大規模マンション おおよそ半年~1年

ただし、これらは一般的な目安であり、実際の工事内容や進捗状況によって期間は変動します。

特に大規模マンションの場合、足場の設置や工事内容が複雑であるため、計画通りの進捗が難しい場合があるでしょう。

マンション大規模修繕の費用を抑えるポイント

マンションの大規模修繕は、居住者の快適性や安全性を確保する目的があります。

また、外観や設備機能を維持し、資産価値を維持する重要な工事です。

しかし、費用は規模が大きくなるほど増大する傾向にあります。

ここでは、大規模修繕における費用を抑えるポイントについて詳しくご紹介しますので、ぜひご覧ください。

複数社から見積りを取る

同じ工事内容でも、施工会社によって費用が異なることがあります。

そのため大規模修繕工事を検討する際には、複数の施工会社から見積もりを取ることが重要です。

見積もりを取ることである程度の費用相場を把握し、余計な費用をかけないようにできます。

各施工会社での修繕費用を相見積もりすることで、最適な選択が可能です。

助成金の活用

大規模修繕費用の一部を、市や自治体の助成金でまかなえる場合があります。

「公益財団法人マンション管理センター」のホームページに補助金の情報が掲載されているので、事前に確認しておくといいでしょう。

助成金を活用することで、修繕費用の一部の軽減が期待できます。

工事内容を見直す

工事内容を見直すことで、費用を抑えることが可能です。

初回の大規模修繕工事で設備に問題が見られない場合、修繕工事の一部を延期することで費用を抑えられます。

また、足場の設置方法によってかかる費用が変動するため、施工会社に相談し、最適な方法を見つけることが重要です。

一時金の徴収

大規模修繕費用は毎月の積立金によって支払われますが、規模が大きい場合は積み立て以上の費用がかかる可能性があります。

この際、積み立て金とは別に一時金を徴収するケースもありますが、住民の承認が必要です。

規模が大きくなるにつれて協議が長引く可能性もあるため、事前に十分な調整をしなければなりません。

銀行からの借り入れ

大規模修繕工事の費用が不足している場合は、銀行やローン会社などから借り入れる方法もあります。

借り入れることで、足りない分の資金をまかなえるでしょう。

ただし、借り入れたら返済が必要です。

修繕積立金が高くなったり資産価値が下がったりしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

まとめ

大起修繕工事の費用相場や費用を抑えるポイントは、以下のとおりです。

  • マンションの大規模修繕とは、10~15年ごとに行われる一定周期の大規模な修繕工事
  • 大規模修繕は建物の老朽化を防ぎ、安全性や快適性を確保するための重要な工事
  • 大規模修繕工事の費用相場は1戸あたり、約75~125万円
  • 回数ごとの平均費用相場:1回目100万円、2回目97.9万円、3回目80.9万円
  • 足場工事:1平方メートルあたり600~1,500円
  • 外壁塗装:1平方メートルあたり3,000~7,000円
  • 防水工事:ウレタン防水3,500~6,000円、アスファルトやシート防水3,000~6,500円
  • 排水関係:1棟あたりの平均費用は70~200万円
  • 計画立案から工事が始まるまでの期間は約1年
  • 工事開始から完了までの一般的な目安:小規模3~4ヶ月、中規模4~6ヶ月、大規模半年~1年
  • 費用を抑えるポイントは、複数社から見積りを取る・助成金の活用・工事内容を見直す・一時金の徴収・銀行からの借り入れなどが挙げられる

修繕工事は住まいの安全性と快適性を維持するために必要ですが、規模や工事内容によっては費用や工事期間が異なります。

まずは費用相場を確認し、どの程度の期間が必要かを事前に把握しておくことが重要です。

予想以上に費用がかかる場合は、工事内容の見直しや助成金の申請有無を確認することで、費用を削減する方法があります。

ただし、ここで紹介した費用相場や期間は目安であるため、詳細な金額については専門家へ相談してみてくださいね。

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