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マンションの駐車場でも使われる防塵塗装(床塗装)とは?

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防水工事

マンションの駐車場でも使われる防塵塗装(床塗装)とは?

「マンションのホコリっぽい駐車場をどうにかしたい」

こんなお悩みはありませんか?

 

そこでおすすめなのが防塵塗装です。

駐車場の床面に防塵塗装を施すことにより、ホコリが舞い上がりにくくなったり床が摩耗しにくくなったりします。

 

今回の記事では防塵塗装について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

防塵塗装とは

防塵塗装とは、ホコリやチリを発生しにくくする塗装のこと。

耐摩耗性もあり、密着性も高いです。

 

床だけでなく外壁に使用すると、傷が付いたり劣化したりするのを防げますよ。

 

防塵塗装が使われる場所は?

防新塗装は以下の場所で使われます。

 

・外壁

・学校

・駐車場

・駐輪場

・オフィス

・ベランダ

・工場の床

・建物の廊下

 

耐摩耗性や耐久性が必要な箇所に使われるのが一般的です。

またホコリが舞うのを防ぐため、工場の床に採用されることも多いです。

 

防塵塗装が施されていないコンクリート床も耐久性が高いイメージがありますが、実は擦ったりすると粉塵が舞いやすいのです。

防塵塗装を使うメリット

防塵塗装には、以下のようなメリットがあります。

 

車の汚れを防げる

駐車場は床が削れてホコリが溜まりやすい場所です。

舞い上がったホコリが車の上に降りかかるのは避けたいですよね。

防塵塗装はマンションの駐車場で良く採用されます。

ホコリが少ないと掃除も楽になりますよ。

 

食品の汚染を防げる

食品製造工場の床に防塵塗装を施すことにより、食品にホコリが混入して汚染するのを防げます。

ほんの少しホコリが入っただけでも食品の品質が低下する恐れがあるので、防塵塗装は多くの食品製造工場で採用されています。

 

床の劣化を防げる

防塵塗料は、床の下地の収縮に追従する性質を持ちます。

この性質により、ひび割れの発生を防げるので、床が長持ちするでしょう。

 

複数の色を塗り分けられる

防塵塗料は複数の色を選択可能です。

例えば工場内の区画ごとに、床の色を変えて塗装することもできますよ。

商業施設の屋上駐車場などでも、色分けした防塵塗装が見られます。

 

工期が短縮できる

防塵塗料は乾燥が早いので、工期の短縮が可能です。

 

補修が簡単

塗膜が損傷しても、防塵塗料なら簡単に塗り直せます。

防塵塗装の費用相場(単価)は?

防塵塗装の費用相場は1㎡あたり4,000~20,000円と、幅広く設定されています。

これは塗装の厚みや塗料の種類が色々選べるからです。

 

塗装の厚みによる費用の違い

塗装の厚みによって費用が変わります。

例えば厚さが1.0mmの場合は1㎡あたり4,400円、1.5mmの場合は5,700円といった具合です。

 

塗料の種類による費用の違い

塗料の種類によっても費用が異なります。

塗料の種類による費用の違いは、以下の表を参照してみてください。

塗料名

1㎡あたりの費用相場

特徴

エポキシ樹脂(薄膜)

4,000~13,300円

価格が安いが、耐久性や耐摩耗性は低め。防塵と衛生の目的で、事務所や廊下などに使われる。施工後、重量物は通れない。

エポキシ樹脂(厚膜)

4,000~13,300円

厚膜のため価格が高めだが、光沢のある美しい仕上がりになる。耐久性や耐摩耗性、耐薬品性に優れる。機械工場や印刷工場、薬品工場、食品工場などで使われる。

ウレタン樹脂

4,500~17,000円

価格は高めだが、耐久性や耐衝撃性、耐熱性、耐薬品性を持つ。塗膜が硬いので、割れが発生する可能性がある。汚れやすい傾向も。機械工場や印刷工場、薬品工場、食品工場、厨房などで使われる。

アクリル(メタクリル)樹脂

8,000~22,000円

最も値段が高いが、エポキシ樹脂の5倍ほどの耐久性がある。90℃以上の熱湯や、鋭利な物による傷には弱い。機械工場や印刷工場、薬品工場、食品工場、厨房などで使われる。

防塵塗装の工期は?

施工面積にもよりますが、防塵塗装には1~3日ほどかかります。

 

ただし塗装が終わっている箇所を部分的に使うことは可能です。

例えば塗膜の上を歩くだけなら、4~6時間ほどで可能ですよ。

 

重量のあるフォークリフトなどが通るには、24時間は硬化させる必要があります。

 

「工期を短縮したい」という場合は、1時間ほどで硬化するアクリル樹脂を選ぶと良いでしょう。

防塵塗装の注意点

防塵塗装を施す際は、下地の油分をしっかりと除去する必要があります。

特に油を使う工場への塗装には注意が必要です。

油分が残っていると塗料が密着しにくくなります。

 

また防塵塗装は塗膜が薄い特徴があります。

下地にひび割れがある状態で塗装してしまうと、そのまま防塵塗料もひび割れやすいので、しっかりと下地を補修してから施工する必要がありますよ。

塗装業者選びの注意点

塗装業者を選ぶ際にも注意点があります。

 

専門業者に依頼する

床の塗装には豊富な知識と技術が必要なので、専門業者に依頼すると良いでしょう。

また塗装全般を行なっている業者や、床の防水工事を行なっている業者が行なってくれる場合もあります。

 

下地処理をしっかり行なう業者を選ぶ

下地処理をしっかり行なってくれるかどうかも、業者選びでは重要です。

 

下地処理とは、既存の下地を剥がし、下地のひび割れを補修する作業のこと。

下地処理がしっかりできていないと、塗膜が剥がれやすくなってしまうので要注意です。

防塵塗装のまとめ

最後に、今回の記事の内容をまとめていきます。

 

・防塵塗装を施すと、ホコリや傷が発生しにくくなる

・駐車場や工場の床など、さまざまな場所で使われる

・複数の色を塗り分けられる

・乾燥が早く、補修も簡単

・費用相場は1㎡あたりの4,000~20,000円

・塗装の厚みや塗料に種類によっても費用は異なる

・工期は1~3日

・下地の油分の除去や補修をしてから施工する

・下地処理をしっかり行なう専門業者に依頼するのがおすすめ

 

防塵塗装は、マンションの駐車場や工場の床面への施工にぴったりです。

ぜひ今回の記事の内容を参考に、防塵塗装を検討してみてくださいね。

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