特徴
下地の状態で採用できるか決まる
ウレタン塗膜防水の代表的な工法である「密着メッシュ工法」と「通気緩衝工法」のどちらが適しているかを判断するポイントは下地の状態です。
下地の内部に水分が含まれている可能性が高い場合には通気緩衝工法がベストであり、そうでないケースでは密着メッシュ工法が採用されるのが一般的です。
通気緩衝工法は水分を含んだ下地と防水層の縁を切るための絶縁シートや脱気筒が必要になりますが、密着メッシュ工法ではメッシュシートを貼るだけで比較的簡単に施工できるというメリットがあります。
複雑な形状でも施工ができる
メッシュシートが貼れる場所であればどこでも施工できるため、下地が複雑な形状をしていたり、勾配があったりする場合でも問題なく施工できます。
また、均一な塗膜ができ密着性が高いという特長により、施工箇所の条件に左右されることなく一定の品質を確保できるのも密着メッシュ工法の強みです。