マンション大規模修繕工事の外壁タイル修繕方法|タイル浮き剥がれの原因とは
2024/06/20
マンションの外観を美しく彩る外壁タイル。しかし、その裏に潜む危険性をご存知でしょうか?
近年、地震の影響で外壁タイルの浮きや剥離が多発しています。浮いたタイルは落下する恐れがあり、通行人への危険だけでなく、建物の耐震性低下にもつながります。
本記事では、外壁タイルの浮きについて、その原因、浮き率、地震との関係、修繕方法などを解説します。マンションにお住まいの方は、ぜひご一読ください。
外壁タイルの浮きは、マンションの外観を損ねるだけでなく、防水性などの機能低下にもつながるため、早急に対処することが重要です。
もし、外壁タイルの浮きを発見したら、専門業者に相談して適切な補修を行うようにしましょう。
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マンションの耐震性と外壁タイルの浮きについて
外壁タイルの浮きは、マンションの耐震性にも影響を与える可能性があります。浮いたタイルは地震時に落下する恐れがあり、建物の損傷やけがの原因となるためです。
特に、耐震性の低い古いマンションは、地震の際に外壁タイルが落下するリスクが高くなります。そのため、外壁タイルの浮きを発見した場合には、早急に対処することが重要です。
外壁タイルの浮きを補修するには、専門業者に依頼する必要があります。業者によっては、タイルの張り直しやコーキング打ち直しなどの方法で補修を行います。
外壁タイルの浮きは、マンションの外観を損なうだけでなく、耐震性にも影響を与えます。そのため、浮いたタイルを発見した場合は、早急に専門業者に相談することをおすすめします。
外壁タイルの浮き率とは?
外壁タイルの浮きは、マンションの外観を損ねるだけでなく、雨漏りや建物の耐久性の低下など、深刻な問題を引き起こす可能性があります。外壁タイルの浮き率は、建物全体の外壁タイルの面積に対する浮き面積の割合で表されます。
一般的に、外壁タイルの浮き率が10%を超えると、建物の美観や耐久性に影響が出ると言われています。浮き率が20%を超えると、雨漏りのリスクが高まり、建物の安全性にも問題が出てくる可能性があります。
外壁タイルの浮き率は、建物によって異なりますが、築年数が経過したマンションでは、浮きが発生しているケースが多く見られます。浮きが発生しているかどうかは、目視で確認することができますが、専門業者による調査が必要な場合もあります。
外壁タイルの浮きを予防するためには、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。特に、築10年以上のマンションでは、5年に一度程度、外壁の点検を行うことをおすすめします。点検では、外壁タイルの浮きやひび割れ、目地の劣化など、建物の状態を確認します。
外壁タイルの浮きに関する情報は、国土交通省やマンション管理組合などのウェブサイトで確認することができます。また、専門業者に相談することもおすすめです。
地震と外壁タイルの浮き・剥離の関係は?
地震と外壁タイルの浮き・剥離の関係は非常に大きく、地震の際に大きな力が建物に作用することで、外壁タイルにひび割れや浮き、剥離などの不具合が発生する可能性が高まります。
特に、耐震補強が不十分な古いマンションや、施工不良によって外壁タイルが適切に固定されていないマンションでは、地震による被害を受けやすくなります。
具体的な被害としては、以下のものが挙げられます。
- 外壁タイルの浮きや剥離
- 外壁タイルのひび割れ
- 外壁タイルの落下
これらの被害は、建物の美観を損ねるだけでなく、雨水の浸入や躯体の腐食など、建物の寿命を縮める原因にもなります。
地震発生後に外壁タイルの不具合が見つかった場合は、早急に専門業者に調査・修繕を依頼することが重要です。
また、耐震補強が不十分なマンションの場合は、地震対策として耐震補強工事を行うことを検討することも必要です。
地震による外壁タイルの被害を防ぐためには、日頃から外壁タイルの状態をチェックし、不具合があれば早急に修繕を行うことが大切です。
外壁タイルの不具合を建物調査で判断する
外壁タイルの浮きは、建物の美観や構造に大きな影響を与えます。外壁タイルの浮き・剥離の有無、躯体の状態、防水層の状態を確認するために、専門業者による建物調査が必要です。
外壁タイルの浮き・剥離の修繕方法は、目地詰め、タイル張り替え、外壁塗装などがあります。自分で修繕しようとすると、かえって状態が悪化してしまう恐れがあるので、専門業者に依頼することが重要です。
外壁タイルの浮きは専門業者で修繕
外壁タイルの浮きは、見た目が悪くなるだけでなく、雨漏りやタイル落下などの深刻な問題を引き起こす可能性があります。放置せずに、早急に専門業者に修繕を依頼しましょう。
外壁タイルの浮きを修繕する方法は、主に以下の2つです。
- 浮き部分の接着剤注入
- 浮き部分のタイルの張替え
浮きが部分的で軽度であれば、接着剤を注入して固定する方法が一般的です。タイルと壁の間に接着剤を注入することで、タイルをしっかりと固定します。
浮きがひどい場合や、タイルが破損している場合は、浮いたタイルを新しいタイルに張替える必要があります。新しいタイルは既存のタイルと同等のもので張替え、目地もきれいに処理されます。
外壁タイルの浮きは、専門的な知識と技術が必要なため、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。適切な診断と修繕を行うことで、建物の美観と安全を保つことができます。
大規模修繕での外壁タイル浮きの修繕方法
マンションの壁面を覆う外壁タイル。そのタイルが浮いてしまう現象は、見た目だけでなく建物の安全性にも影響を及ぼす重大な問題です。外壁タイルの浮きを発見した場合には、速やかに専門業者に相談し、調査診断を受けることが大切です。
専門業者による調査では、打診調査や目視調査、調査機器による測定などを行い、浮きの範囲や原因を特定します。調査結果に基づき、浮いたタイルの補修方法を決定します。軽微な浮きであれば、接着剤を注入して固定する方法が一般的です。タイルの剥がれやひび割れが大きい場合は、タイルの交換が必要となります。
浮きタイルの補修後には、防水処理を行います。防水処理には、シーリング材や防水塗料などが使用されます。適切な防水処理を行うことで、雨水の浸入を防ぎ、建物の耐久性を向上させます。
外壁タイルの浮きは、一度補修しても再発する可能性があります。そのため、定期的な点検を行い、浮きやひび割れなどの早期発見に努めることが重要です。
外壁タイルの浮きは、見た目だけでなく建物の安全性にも影響を及ぼす重大な問題です。専門業者による調査と適切な修繕、そして定期的な点検を行うことで、建物の耐久性を維持し、安全な生活環境を確保することができます。
まとめ
外壁タイルの浮きは、マンションの見た目だけではなく、耐久性や耐震性にも影響を与えます。原因は施工不良や経年劣化、地震など様々です。
浮きが発生すると雨水が侵入し、鉄筋の腐食やコンクリートの劣化を招きます。地震などの揺れによって浮きが拡大し、最悪の場合にはタイルが落下する危険性もあります。
外壁タイルの浮きを放置すると、建物の寿命が短くなるだけでなく、高額な修繕費用がかかる可能性があります。早期発見と適切な補修が重要です。
浮きを発見したら、専門業者に調査と補修を依頼しましょう。補修方法は浮きの程度や原因によって異なります。軽微な浮きは接着剤で固定するなどの簡単な補修で済みますが、浮きが大きい場合はタイルの張り替えが必要になることもあります。
外壁タイルの浮きを予防するためには、定期的なメンテナンスが必要です。一般的には、5~10年に一度、専門業者による調査と補修を行うことが推奨されています。
外壁タイルの浮きは、マンションにとって大きな問題です。早期発見と適切な補修を行うことで、建物の耐久性と耐震性を維持し、資産価値を守ることができます。