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マンション修繕積立金の相場を解説|管理費との違いや必要な理由とは?

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マンション修繕積立金の相場を解説|管理費との違いや必要な理由とは?

マンション修繕積立金の相場を解説|管理費との違いや必要な理由とは?

2024/06/20

マンションの住民は、管理費や修繕積立金を支払う義務があります。しかし、修繕積立金は一度決めたら終わりではなく、値上がりすることもあります。今回は、修繕積立金の使い道や相場、値上がりの理由について解説します。

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修繕積立金とは

修繕積立金は、マンションの長期的なメンテナンス費用を積み立てるための費用です。突発的な修繕や10年後、20年後の計画的な修繕工事に備えて、入

居者が毎月少しずつ積み立てます。

例えば、災害や天災が原因で起こる不具合の修繕には多額の費用がかかるため、突然の費用徴収を避けるためにも修繕積立金が必要です。

マンションの管理費と修繕積立金の違い

管理費は、日常の清掃や共用部分の水道光熱費、軽微な修繕など「日常管理業務」に使われます。これには、管理会社への委託費用も含まれます。

修繕積立金は、外壁塗装や給排水管工事など「計画的な大規模修繕工事」や、事故や災害による「想定外の大規模修繕工事」に使われます。これらは、数年に一度行われるため、事前に多額の資金を準備する必要があります。

修繕積立金の用途

修繕積立金の用途は以下になります

  • 修繕計画に沿った工事
  • 災害や事故が原因の修繕
  • 共用部分の改修工事
  • 建物調査

管理費の用途

  • 管理委託費
  • 火災保険料や損害保険料
  • 共用部分の水道光熱費
  • 軽微なメンテナンス費
  • 消耗品費
  • 共用部分の植物管理費
  • 管理組合の運営費

管理費の相場

国土交通省の「マンション総合調査(平成30年度)」によると、管理費の平均は1戸あたり月額10,862円です。価格帯は「1万円以上1.5万円未満」が最も多く、22.5%を占めています。

管理費の決め方

管理費はマンションの階数、戸数、グレードによって決まります。一般的に、高層マンションや戸数が多いマンションほど管理費は安くなりますが、タワーマンションなどは例外で、多額の管理費が必要です。

修繕積立金の相場

修繕積立金の平均は1戸あたり12,268円です。マンションの種類や規模によって異なるため、具体的な金額は事前に確認しておくことが重要です。

修繕積立金の決め方

修繕積立金は、大規模修繕工事の費用に基づいて決められます。長期修繕計画を基に、工事費用を逆算して設定されます。予期せぬ修繕にも対応できるよう、余裕を持った額で設定することが推奨されます。

修繕費が値上がりする理由

マンションの修繕費が値上がりする主な理由は以下の通りです。

修繕費の相場が上がる:
近年、材料費や人件費の高騰により修繕費が増加しています。特に最近は円安や輸送コストの上昇も影響しています。

計画にない修繕が必要になる:
長期修繕計画にない突発的な修繕が発生することがあります。例えば、気候の影響で早期に劣化が進んだ場合や見えない部分が劣化していた場合などです。

初期設定額が低い:
初期の修繕積立金が低く設定されていると、後に値上げが必要になることがあります。これは物件の販売促進のために意図的に低く設定されることがあります。

段階増額積立方式の採用:
段階増額積立方式では、築年数が経つにつれて積立額が増加するため、将来的に負担が大きくなります。

築年数が経ち修繕費が不足:
建物の老朽化に伴い修繕費が不足することがあります。築40年を超えると共用部分の修繕が多くなり、修繕積立金が不足することがあります。

修繕積立金の注意点

修繕積立金について注意すべき点は以下の通りです。

金額は毎年同じではない:
修繕積立金は年々増加する傾向があります。大規模修繕工事の前には積立金の見直しが行われ、将来の修繕費用を見越して増額されることがあります。

マンションを所有している限り支払いは続く:
修繕積立金や管理費は、マンションを所有している限り毎月支払い続ける必要があります。これらの費用も含めた資金計画が重要です。

滞納すると法的手段が取られる:
修繕積立金を滞納すると、督促状が発行され、最悪の場合、差し押さえや競売などの法的措置が取られることがあります。

売却時に修繕積立金は返金されない:
マンションを売却しても過去に支払った修繕積立金は返金されません。管理規約で定められており、返還請求は認められないことが多いです。

これらの点を理解し、修繕積立金の管理と支払いに注意を払うことが、マンションの資産価値を維持するために重要です。

まとめ

マンションの資産価値を維持するために重要です。修繕積立金の適切な管理と定期的な見直しを行い、将来的な修繕費用に備えましょう。

また、管理費や修繕積立金の支払いを計画的に行い、トラブルを避けることが大切です。マンションの長期的な維持管理には、居住者全員の協力が不可欠ですので、定期的なコミュニケーションを心がけ、マンション全体の資産価値を守っていきましょう。

しっかりとした修繕積立金の計画と管理を行うことで、安心して快適なマンション生活を送ることができます。将来のリスクに備えた資金計画を立て、必要な修繕工事を確実に実施できるようにしましょう。これにより、マンションの価値を維持し、住みやすい環境を長く保つことが可能です。

定期的なメンテナンスと修繕積立金の管理を怠らず、未来に備えた準備をしっかり行いましょう。

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