株式会社大浦屋

マンションの大規模修繕(小規模・中規模)工事内容とは?費用目安や施工業者選びのポイント

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マンションの大規模修繕(小規模・中規模)工事内容とは?費用目安や施工業者選びのポイント

マンションの大規模修繕(小規模・中規模)工事内容とは?費用目安や施工業者選びのポイント

2024/06/21

大規模修繕(小規模・中規模含む)工事内容とは?

  • 修繕費用や工期の目安について詳しく知りたい!
  • 工事に適している季節は春夏秋冬のどの時期?
  • 失敗しない施工業者選びのポイントについて知りたい!

マンションは新築の状態から年数の経過によって少しずつ劣化していくため、一定の周期で大規模修繕工事を行う必要があります。

修繕工事とは、共用部分に発生する劣化や損傷を直すために行われている工事です。

目視で確認しやすい外観の問題がなく、地震や台風による影響を受けていない状態であっても、メンテナンスを目的とした大規模修繕工事を行います。

マンションの資産価値を守っていくためにも、大規模修繕工事を計画的に進めましょう。

しかし「なんでマンションの大規模修繕工事を行う必要があるの?」と、疑問を抱かれる方も多くいらっしゃいます。

外観がきれいな状態であれば、まだ大規模修繕工事を考えなくても良いように思えますが、見えづらい問題を早期に発見するのも大切です。

そこで本記事では、以下の内容についてわかりやすく紹介します。

工期や適した時期などを把握していれば、大規模修繕工事の計画が立てやすくなるでしょう。

それぞれ紹介していきますので、大規模修繕工事を検討する際の参考として、ぜひ記事の内容をご覧ください。

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マンション修繕工事の必要性や種類

新築マンションの多くは、耐火性や耐久性のある鉄筋コンクリートで作られています。

頑丈に見えるものの、紫外線や風雨の影響によって少しずつ劣化が進行するため、修繕工事は欠かせません。

代表的な修繕工事には、以下の種類があります。

仮設工事

大規模修繕工事を行うにあたって、まず欠かせないのが仮設工事です。

現場の職人が安全な作業をできるように、仮設シートや足場などを設置します。

下地補修工事

仮設工事後に行うのが、下地補修工事です。

下地補修工事は、下地の欠損や亀裂を削ったり埋めて整えるために行います。

タイル補修工事

マンションの外壁に使われているタイルが劣化すると、外壁の美観や安全性に影響を及ぼします。

タイル補修工事は、このような問題を解消するために行われます。

シーリング工事

外壁や窓の周囲に使われているシーリングも劣化すると、雨水の浸入や建物の劣化につながります。

シーリング工事は、これらの問題を予防するために行われます。

塗装工事

マンションの外壁や鉄部の塗装が劣化すると、外観の美観や耐久性に影響を及ぼします。

塗装工事は、これらの問題を解消するために行われます。

防水工事

マンションの屋上やバルコニーなど、風雨に直接晒される部分には防水工事が必要です。

防水工事は、建物の耐久性を保つために欠かせません。

各種工事の適切な実施によって、マンションの健全性と価値を維持することができます。

マンション修繕工事にかかる工期と費用の目安

マンションの大規模修繕工事を行うタイミングの目安は、新築から10年後です。

その後も、12年周期を目安にして大規模修繕工事を行うことが、国土交通省でも推奨されています。

大規模な修繕工事では、どのくらい工期や費用がかかるか気になるでしょう。

工期や費用についての目安を、それぞれ紹介します。

マンション修繕工事の規模別工期目安

マンションの規模や工事内容によって工期は異なりますが、一般的な目安は次のとおりです。

50戸のマンション(小規模マンション)

工事完了までに3~4か月程度の期間が必要です。
これは比較的小規模な修繕工事であり、施工が比較的スムーズに進む場合の目安です。
費用は大規模修繕と比べると、少なく収まる傾向です。

 

100戸のマンション(中規模マンション)

工期は6~8か月に及ぶことが一般的です。
より大規模な施工を必要とし、工程の調整や施工作業の合理化が求められます。

 

100戸以上のマンション(大規模マンション)

工事が全て完了するまでに1年以上かかる可能性もあります。
規模が大きくなるほど、工事の調整や管理が複雑化し、より時間がかかる傾向があります。

 

これらの工期は一般的な目安であり、実際の工事には現場の状況や施工業者の能力などさまざまな要因が影響します。

事前に業者との打ち合わせやスケジュールの確認を行うことで、工期の見積もりをより正確に把握することが重要です。

マンション修繕工事の費用目安

大規模修繕工事の費用は、マンションの規模や工事内容によって大きく異なります。

費用の一般的な目安は、マンション1戸あたり75~125万円です。

したがって、100戸以上のマンションでは、1回あたり約1億円の費用が必要になります。

大規模修繕工事を実施するたびに、積立金や修繕積立金を活用して費用を捻出する必要があります。

毎月1万円前後をマンションの区分所有者が積み立て、修繕費用に充てることが一般的です。

このような積立金制度を通じて、大規模修繕工事の費用を均等に負担し、マンションの維持管理を行っています。

工期と費用の目安を踏まえたうえで、マンションの大規模修繕工事の計画を立てることが重要です。

また、施工業者との十分な打ち合わせや見積もりの比較を通じて、予算内で効果的な工事を実施することが求められます。

マンション大規模修繕工事に適している時期

マンションの大規模修繕工事を行う際、適した時期を選ぶことが重要です。

適切な時期を選ぶことで工事の円滑な進行や住民の生活への影響を最小限に抑えることができます。

春は大規模修繕工事に最も適したシーズンとされています。
温暖で気候が安定しており、雨や雪の影響を受けにくいためです。
また、気候が穏やかなため、住民の生活にもさほど影響を与えません。
ただし、春は大規模修繕工事の需要が高まる時期でもあります。
そのため、業者の予約状況を事前に確認し、早めの対応が求められます。

 

夏は修繕工事にはあまり適していない時期です。
台風やゲリラ豪雨などの影響を受けやすく、天候の不安定さが工事の進行を妨げることがあります。
また、施工中の暑さによる作業効率の低下や住民の不快感も考慮しなければなりません。
ただし、業者の閑散期であるため、初期費用の交渉がしやすいという利点もあります。

 

春と同様に、秋は大規模修繕工事を進めやすい時期です。
気温が穏やかで安定しており、夏のような天候の影響を受けにくいためです。
また、長期休暇や台風の影響も少ないため、施工のスケジュール調整が比較的容易です。
ただし、春と同様に需要が高まり、業者の予約が取りづらくなる傾向があります。

 

冬は修繕工事にはあまり適していない時期です。
特に地域によっては寒さや雪が工事の進行に影響を与える可能性があります。
また、年末年始には長期休暇を取るところも多く、防犯上のリスクも考慮しなければなりません。
ただし、夏と同様に業者の閑散期であり、費用の交渉がしやすいという利点もあります。

 

以上のように、マンションの大規模修繕工事の適した時期は、季節や天候などさまざまな要因によって異なります。

計画的なスケジュール管理と業者との良好なコミュニケーションが、工事の円滑な進行に不可欠です。

マンション大規模修繕工事を依頼する施工業者のポイント

マンションの大規模修繕工事では、信頼できる施工業者を選ぶことが非常に重要です。

適切な業者選びを行うことで、工事の品質やスケジュール管理、住民との円滑なコミュニケーションが確保されます。

以下は、業者選びのポイントです。

修繕工事の施工実績が多い

修繕工事の施工実績が豊富な業者を選ぶことは重要です。
施工実績が豊富な業者は、修繕工事におけるノウハウや技術力を有しています。
過去の実績から、住民とのトラブルを最小限に抑える対策や、効率的な工事計画を立てる能力が期待できます。

アフターフォローが充実している

修繕工事後に発生するトラブルへの対応や保証が重要です。
優良な業者は、工事後のアフターフォローが充実しており、必要な保証や修正を適切に行います。
修繕工事瑕疵保険への加入があるかどうかも、業者の信頼性を判断する上で重要なポイントです。

見積書に詳細な内容が明記されている

業者が提供する見積書は、工事の内容や費用に関する重要な情報源です。
優良な業者は、見積書に工事の詳細な内容や費用の内訳を明確に記載します。
見積書を詳細に確認し、不明点や疑問点があれば遠慮なく業者に問い合わせることが大切です。

対応が良い

業者の対応力も重要な要素です。
工事を依頼する際には、業者の対応がスムーズで親切かどうかを確認することが重要です。
施工前の相談や質問に対して適切かつ迅速に対応してくれる業者は、信頼性が高いと言えます。

以上のポイントを踏まえて、マンションの大規模修繕工事を行う業者を選定しましょう。

住民の安全と安心を守るためにも、信頼できる業者との良好な関係構築が重要です。

まとめ

マンションの大規模修繕工事は、住民の安全や資産価値を維持するために不可欠です。

定期的なメンテナンスを行うことで、建物の劣化を防ぎ、安全かつ快適な居住環境を確保することができます。
以下は、マンション大規模修繕工事に関する重要なポイントのまとめです。

  • 修繕工事の必要性: 新築マンションも経年によって劣化していくため、定期的な大規模修繕工事が必要です。外観の美観や耐久性を維持するためにも、計画的な工事が重要です。
  • 工事の種類と内容: 仮設工事・下地補修工事・タイル補修工事・シーリング工事・塗装工事・防水工事など、さまざまな工程があります。
    各工程の役割や重要性を理解し、適切な工事を行うことがポイントです。
  • 工期と費用の目安: マンションの規模や工事内容によって異なりますが、一般的には数か月から1年以上かかる場合もあります。また、費用はマンションの規模に応じて変動します。
  • 適した時期: 春や秋が大規模修繕工事に適した時期とされていますが、夏や冬にもメリットがあります。季節ごとのメリットとデメリットを考慮して工事時期を選定しましょう。
  • 施工業者の選定ポイント: 施工実績・アフターフォロー・見積書の詳細さ・対応の良さなど、業者選定の際に重要なポイントがあります。信頼できる業者との良好な関係を築くことが、工事の成功につながります。

マンションの大規模修繕工事は、住民の生活に直結する重要なプロジェクトです。
計画的かつ適切な工事を行い、安全で快適な居住空間を確保するために、適切な情報収集と専門家の助言を活用しましょう。

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