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コンクリートのひび割れ(クラック)の原因はなに?原因や補修費用を解説

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コンクリートのひび割れ(クラック)の原因はなに?原因や補修費用を解説

コンクリートのひび割れ(クラック)の原因はなに?原因や補修費用を解説

2024/06/21

型枠を使用して形成したい形にし、一度硬化すると非常に高い強度を有するのがコンクリートの特長です。

この特性を活かして、道路やダム・トンネルなど、私たちの日常生活において必要な施設や構造物の建設に広く利用されています。

都市開発の進展と共に、ビルやマンションなどの建築物にも頻繁に採用されていますが、コンクリートが長期的に強度を保ち続けるのは難しいです。

時間の経過と共に、コンクリートはひび割れが生じる可能性があります。

特にマンションの所有者なら、建物のひび割れは管理の一環として見逃すことができません。

そこで今回は、コンクリートのひび割れがなぜ発生するのか、放置することがもたらす影響について解説します。

また、マンション管理において重要な補修方法や費用についても詳細に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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コンクリートのひび割れはなぜ起こる?

コンクリートのひび割れはさまざまな要因が重なり、設置されている状況に応じてもひび割れが発生してしまいます。

では、どのようなことが原因で、コンクリートのひび割れは発生してしまうのでしょうか。

温度変化

気温の上下に伴って、コンクリートの膨張や収縮が発生してしまいます。

建材として使われるコンクリートは、内部の鉄筋・柱・地盤によって変形しにくくなり、伸縮ができなくなることで起こってしまうでしょう。

温度変動が激しい場合、これらの制約によってひび割れが発生しやすくなります。

乾燥収縮

打設後の初期段階で発生するひび割れは、主にコンクリートが乾燥する過程で起こります。

コンクリートが含む水分の変化・低温や高温の影響など、さまざまな環境や状況が影響しています。

またひび割れは、コンクリートの表面から重力が働いている方向へ線状に現れることが一般的です。

凍結融解

コンクリートに含まれる水分が低温で凍結することで、ひび割れが引き起こされます。

水分が凍結すると膨張し、周囲のコンクリートを破壊してしまうことで、ひび割れが発生します。

ひび割れから水分が浸入し続けることで、凍結から融解のサイクルが繰り返され、ひび割れが進行してしまうのです。

鉄筋のサビ

コンクリート内の鉄筋は通常、サビから保護するためにコーティングが施されています。

しかし、外気の影響によりコンクリートがアルカリ性を失い、鉄筋がサビを起こして膨張する仕組みです。

この現象は経時的に進行し、水分の影響によっても起こりやすいです。

塩害

コンクリートと結合する鋼材は、特に海水や潮風の影響を受けやすいです。

塩害の影響で鋼材がサビて膨張することで、ひび割れが発生してしまうでしょう。

ひび割れから内部の腐食が進行する危険性があるため、迅速な対処が必要です。

特に海に近い場所に建てられたマンションや建物では、定期的な防食対策が求められます。

地震による揺れ

地震が強い場合、コンクリートはひび割れる可能性があります。

耐震性が高くても、地震による影響は建物の支えや内部の強度に応じて異なります。

地震後は建物を確認し、修繕が必要な場合は早急な対応が必要です。

また地震への備えとして、耐震改修や補強工事を検討し、建築基準に基づいた対策を講じることが大切です。

地盤沈下

地盤沈下は、しっかり整備されなかった土地に建物が建てられることで、重さにより地盤が沈む現象です。

沈下により建物の重心が変化し、支えられなくなった部分からひび割れが発生します。

地盤沈下に対処するには、建設前に地盤調査を実施し、地盤改良工事を行うことが必要です。

融雪剤

寒冷地域で使用される融雪剤は、表面温度を下げる可能性があり、ひび割れの原因となることがあります。

融雪剤によって溶けた雪が割れ目に浸透することで、内部のひび割れが進行する可能性があります。

そのため慎重に使用し、付着を防ぐ対策が重要です。

融雪剤の使用は必要に応じて制限するなど、地域の気象条件に合わせた検討が必要です。

中性化

コンクリートは強いアルカリ性を有していますが、時間の経過とともに中性化が進みます。

中性化により内部の鉄筋が酸化反応を起こし、サビが発生して膨張し、ひび割れを引き起こす可能性があります。

サビが進行すると鉄筋の強度が低下し、内部の強度も下がってしまうでしょう。

問題に対処するためには、中性化の進行を防ぐための対策や、必要に応じて鉄筋の交換などが必要です。

エフロレッセンス

エフロレッセンスは、モルタルに含まれる物質が表面に染み出し、白い跡を形成する現象です。

現象自体は建物の強度や耐久力には直接影響を与えませんが、ひび割れから染み出ている場合は内部に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

エフロレッセンスが発生した場合は、建物の外壁や外部構造物の補修を検討し、進行を防ぐ対策を講じることが重要です。

コールドジョイント(施工不良)

コンクリート構造物は通常、型枠を使用して複数の層に分けて形成されます。

各層は一体化して1つの構造物となりますが、コールドジョイントが発生すると、ひび割れや漏水の原因となります。

コンクリートが収縮する際に、コールドジョイントがひび割れの発生源となることがあり、施工不良を防ぐためには慎重な施工が必要です。

コールドジョイントの発生を未然に防ぐためには、コンクリートの充填や型枠の取り扱いに注意を払うことが必要です。

施工時においては、専門家のアドバイスを仰ぎながら慎重に進めることが大切と言えます。

マンションのひび割れを放置する影響とは

マンションのコンクリートに生じるひび割れは一般的に「クラック」と呼ばれ、大きさによってリスクが変わります。

特に、長さ4ミリ以下で幅0.3ミリ以下のクラックは「ヘアクラック」とも呼ばれ、小さなサイズゆえに危険度は低いとされています。

しかし、ヘアクラックの大きさが拡大すると、注意が必要です。

どのひび割れも建物の構造にできた隙間なので、水分が浸入したり内部構造に変化をもたらしたりする可能性があります。

特にヘアクラックが拡大すると、雨水や湿気が浸入し、コンクリート内部の鉄筋に影響を及ぼす恐れもあるのです。

このような影響が長期間続くと、建物全体の耐久性や強度が低下する可能性があるため、早急な対策が必要です。

コンクリートのひび割れを放置すると修復が難しくなり、最終的には補修だけでなく、全体の構造的な再生が必要になることも考えられます。

そのため、ひび割れを確認したらできるだけ早急に補修を行い、建物の強度を確保することが重要です。

補修を依頼した方が良いひび割れの状況は?

コンクリートに発生したひび割れの補修は、道具を使えば補修できる場合もあります。

しかし補修をする前に、ひび割れが危険な状態にあるかどうかを判断することが必要です。

ひび割れの現状を正確に把握するためには、以下の状態を確認しましょう。

以下の5つの条件に当てはまるひび割れは、専門の業者に依頼しなければなりません。

  • 深さが4ミリ以上ある
    内部まで進行しているひび割れは、元々の強度が低下しているかもしれません。
    今の強度を保つためにも、業者による専門的な報告やアドバイスを受けることが大切です。
  • 幅0.3ミリ以上に広がっている
    幅が広いひび割れは、内部にまで到達している可能性があります。
    奥までの確認が難しいため、早めに業者へ依頼しましょう。
  • 高い場所のにひび割れがある
    高い場所のひび割れは、確認や作業の難易度が高まります。
    自己判断には危険が伴いますので、足場の準備や慣れない姿勢での作業を避け、専門業者に依頼しましょう。
  • 地面と水平方向にひび割れている
    地面に対して水平方向に伸びるひび割れは、建物に大きな負荷がかかっている可能性があります。
    設計や施工不良も考えられますので、業者による確認が必要です。
  • 基礎がひび割れている
    基礎と他の部分では構造が異なり、専門の知識が必要です。
    自己判断が難しく、強度を守るための補修が間に合わなくなる可能性もあるため、まずは業者に依頼して対応しましょう。

コンクリートで起こったひび割れの補修方法

コンクリートのひび割れの補修には、いくつかの工法が用いられています。

工法を状況に応じて選択することで、コンクリートの強度を維持することが可能です。

注入工法

コンクリートのひび割れに、樹脂やセメントなどのを注入します。

一般的に、幅0.3ミリ以上かつ1.0ミリ未満の細かいひび割れに使用されます。

手順は以下のとおりです。

ひび割れに付着した汚れやゴミを取り除き、下地を清掃する

注入器具をひび割れに設置する

シーリング材を塗布する

セメントや樹脂などの注入材を充填して硬化させる

注入器具を撤去して作業完了

充填工法

ひび割れに沿ってコンクリート表面をU字型にカットし、その中に可とう性エポキシ樹脂や弾性シーリング材などの補修材を充填します。

幅が1.0ミリ以上の広いひび割れに使用され、大きなひび割れの場合は内部の鉄筋のサビ対策も行います。

手順は以下のとおりです。

ひび割れに沿ってコンクリート表面をカットする

カットした部分を清掃し、プライマーを塗布する

プライマーが乾燥したら補修材を充填して作業完了

被覆工法

コンクリートの細かいひび割れに対し、樹脂やセメントなどの材料で被覆し、浸水を防ぎます。

手順は以下のとおりです。

コンクリート表面を清掃して下地をきれいにする

撥水材を表面に塗布します

表面を整え、中塗り材と上塗り材を順に塗布して乾燥させれば作業完了

コンクリートのひび割れ補修に必要な費用と期間

コンクリートのひび割れ補修は、依頼する内容や担当する業者によって発生する費用と所要期間が異なります。

そのため、費用と工期の目安を理解しておくことで、依頼にあたっての適切な準備ができるでしょう。

工期の目安

ひび割れが小規模であれば、作業は数日から数週間で完了するでしょう。

しかし、ひび割れが大きく構造に影響を及ぼしている場合は、作数週間から数ヶ月かかることも考えられます。

元の強度にするためには、補修の計画や施工に時間がかかることがあります。

補修費用の目安

補修費用は、作業に要する期間や施工の難しさによって変動します。

補修方法やひび割れの深さ・範囲、建物の規模なども影響を与えます。

小規模な補修であれば、数千円から数万円程度の費用がかかりますが、構造に影響を及ぼす大規模なひび割れの場合は、数十万円になる場合もあるでしょう。

コンクリートのひび割れ補修においては、依頼先の業者によって判断が異なります。

そのため、異なる複数の業者に見積もりを依頼することで、期間や費用の比較が可能です。

適正な施工と価格を提示する業者を検討し、信頼できる補修工事を実現しましょう。

まとめ

  • コンクリートのひび割れの原因は、温度変化や乾燥収縮・凍結融解・鉄筋のサビ・塩害・地震などが挙げられる。
  • マンションのひび割れは一般的に「クラック」と呼ばれ、小さなヘアクラックでも大きくなると注意が必要
  • ひび割れから水分が浸入し、内部の鉄筋に影響を及ぼし、建物全体の耐久性や強度が低下する可能性がある
  • 放置すると修復が難しくなり、全体の構造的な再生が必要になる可能性もある
  • 深さが4ミリ以上、幅が0.3ミリ以上広がっている・高所にひび割れがある場合など、専門業者へ依頼することが必要
  • コンクリートのひび割れ補修方法には、注入工法・充填工法・被覆工法がある
  • 工期の目安…小規模な補修は数日から数週間、大規模な補修は数週間から数ヶ月かかる可能性がある
  • 補修費用の目安…小規模な補修は数千円から数万円程度、大規模なひび割れには数十万円になる場合もある
  • 異なる業者に見積もりを依頼し、信頼性や価格を比較して適切な業者を選ぶことが重要

コンクリートのひび割れはさまざまな原因によって引き起こされ、放置すると建物の強度が低下する可能性があります。

早急に対処することで補修に要する費用を節約し、建物の強度を維持できるでしょう。

専門の業者に依頼することで、的確な調査と正確な判断を通じて施工を提案してくれるでしょう。

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